>>711の続き
このように、独巡洋戦艦が特別”堅牢”だったのではない。
実際に、装甲厚を比較してみると明らかになるでしょう。
ライオン ザイドリッツ
甲板装甲 25ミリ 25+30ミリ(二重)
砲塔前面 230ミリ 250ミリ
砲塔側面 230ミリ 200ミリ
砲塔天蓋 83ミリ 100ミリ
バーベット 230ミリ 230ミリ
ドイツ艦が命中弾を”はね返していた”わけではなく、イギリス艦と同じように
砲塔内への侵入、炸裂を許している。
どのみち当時の水平防禦では、遠距離砲戦による大落下角砲弾に対応する
には不足していたと言えますね。