>>930 当時の駆逐艦で本格的な高射装置を積んでたのは
戦時計画で竣工した米駆逐艦と大戦後半の英駆逐艦、それと秋月型だけ。
英海軍の高射装置はそりゃ日本よりはマシだけど、「マシ」な理由の大部分は
レーダー搭載によるもので、装置単体としての性能に日本のと極端な差はないし、
全駆逐艦に搭載可能なんて贅沢な真似ができる訳もなし。
あと、英駆逐艦の主砲が本格的に対空射撃に対応したのはバトル級から。
>>917 タイムスリップじゃなくていいのなら、古代ローマレベルの文明がある
別の惑星にベトナム戦争中の米軍部隊が行って現地人と共闘し、敵国
と戦う「地球から来た傭兵たち」てSFがあるよ。
934 :
909:2012/01/02(月) 19:40:01.79 ID:iYx1UiJe
>>911 ありがとうございます
よく理解できました
発電能力だけ見れば、戦前の日本では水力発電が占めていた部分も
多かったので独逸に比べたらアルミ生産は資源の確保を別とすれば
戦争末期まではどうにかなった部分はあるけどな。
>>933 あれはいい作品だった。
「何故タイムスリップではなく別の惑星が舞台なのか」
「何故20世紀後半の軍隊が選ばれたのか」
「舞台となる惑星の進歩が中世で止まっているのは何故か」
が重要な伏線になって、最後のSF的なオチに繋がっていくからね。
戦友の裏切りで武器の大半を奪われた主人公が、
長弓とパイクの混成部隊でローマ帝国風の騎兵部隊に立ち向かう
(もちろんクレシーの戦いのパロディ)展開も。
近代軍人のアドバンテージは兵器技術だけではないという事を
見せつけてくれて実に熱い。
後、宇宙人に誘拐されたのは米軍ではなくてCIAに雇われて
中南米で作戦行動中の傭兵部隊だったはず。
>>936 20世紀の軍隊がそれ以前の軍隊に優っているのは、戦術や戦略、運用方針
などの過去から連綿と蓄積されてきた知識であるのは大きなアドバンテージ
だよね。
この辺りのセンスはすぐに兵器や、それに類する技術で無双する作品しか
書かない作家より優れていたな。
まぁ短期的な戦果はおいても、長期的には兵站と公衆衛生の概念が徹底できるだけでも
チート軍隊を形成できそうな気がしないでもない
>>937 『戦国自衛隊』でタイムスリップした普通科部隊も
近代兵器の使用はここ一番の時に限定して、
火縄銃や大筒の活用、インフラ整備による兵站の安定化に
兵制改革などなどやるべき事はきっちりやってたぞ。
あ、一応小説版の話ね……映画版は見なかった事にして下さい。
>>939 20世紀の知識を生かした火器の改良とかもやってたしね。
「加農という人が作ったというので戦国人には加農砲と呼ばれてる」
っていうのはエスプリ効いてたネタだったな。
(発表当時なら大概の人には普通にわかるネタだったのかもしれないけど)
>>940 >加農という人が作ったというので戦国人には加農砲と呼ばれてる
それってなんか意味のあるネタなの?
>>941 「加農砲」って「カノンほう」の漢字表記なのですよ。
>>939 普通科部隊というか、伊庭の輸送小隊、たまたま居合わせた加納たち武器科隊員、
島田の60式APC、指揮系統が明らかに違う海自哨戒艇、たぶん空自のKV-107って、
統一性の全くない寄り合い所帯をいかにまとめ上げていくかが前半の読みどころでは、あれは。
軍事系タイムスリップ物なら『戦国自衛隊』『地球から来た傭兵たち』『闇よ、落ちるなかれ』の三作は押さえておきたい所だよね
最後の『闇よ〜』だけは主人公は軍人じゃないけど、十分に読み応えある展開かと
それから、「ファイナルカウントダウン」のことは忘れてあげてください
>>944 その三作(小説)を抑えずして、軍事系タイムスリップを語るなとも
言いたくなることはある。
そろそろ次スレ?
誰も建てなければスレ立て試みてみようかな。
>>941 軍事スレでそういう切り返しが来るんかよ。
>>945 あれは、ああいう作品だと思えば面白い。
951 :
950:2012/01/03(火) 19:24:58.65 ID:???
>>950 いや、ああいう系の、何も考えてない娯楽作品を期待したのに
結局零戦を1機撃墜しただけに終わるからさ....
どうせなら機動部隊殲滅とかやってほしかったなあと....
タイムスリップ系ではないが、別の惑星に行って大活躍というと
「反逆者の月」第3巻が私的にはお勧め。
忘れ去られた惑星を訪問する羽目になった銀河帝国皇太子。
産業革命直前レベルの技術を保有する惑星の住民を銀河帝国に復帰させるために
自分の正体を隠して奮闘することになるのだが、諸般の事情から惑星の技術レベル以下の
兵器を投入できないため、自分の知識から様々な戦訓を活用するのが印象深かった。
ハリイ・ハリソンの「死の世界」も結構面白いよ。
>>953 その惑星の技術レベル以下の兵器を投入できないんなら、力業ですぐ終わりそうだな。どのへんがおもしろいんだ?
>>953 すみませんでした。
「兵器を投入できない」では無く、
「兵器しか投入できない」の誤記です。
うめついでに
>>957 一巻の最初のシーンがたしか、
「アポロ以来の月への有人機が、ろくなバックアップもなしの一人乗りのくせに
なにに使うんだかミサイルが積んである」
というしろものだったはず、二巻以降を買う気にはならなんだ。
小鼠ニューヨークを侵略が復刊したこととトリビアでピストルと日本刀を対決させたことと関係あるだろうか
ライトノベル風SFとして、悪くないんじゃないか?反逆者の月。
さっさとオナー・ハリントン書けよと思わなくはないが
>>962 原作は出ているけど、翻訳が止まっているはず。
翻訳を進めてほしいよな。
オペレーション・アークも止まったみたいだし。
出版不況の中、ハヤカワだけを責める気にはなれない。
ただ文庫のサイズを大きくして活字を大きくするのはコスト管理的に違うだろと(ry
ハヤカワこそデジタル移行すべきなのになw
電子書籍化のビジネスモデルって日本で上手くいった例って何かあるかね
968 :
名無し三等兵:2012/01/05(木) 10:11:50.22 ID:bESYwd1H
>>967 『もしドラ』は電子書籍としては例外的に売れたらしい。
でも、大概の電子書籍は「紙の本と比べて1桁、場合によっては2桁低い数字しか売れない」そうな。
あと、『まちがいだらけのH』って本があって、これは版元がビックリするくらい(万単位)売れたとか。
・・・結局やっぱりエロ系しか売れないんじゃないの? と業界では囁かれてます。
スレチでゴメンね。
本棚に並べて自慢したい本は電子化する意味がない
本屋で下見してアマでポチるような本はデジタルの方が便利
そもそも書籍を読むんだったらパソコンとかPDAとかの画面より
本の方が読みやすいし、比較的目に良いし、疲れないからな
(あと画面サイズに表示される行数とか文字サイズとか制限されすぎ)
SFみたいに完全電子書籍化に移行するには、紙資源の不測とかで紙媒体の本が発行出来なくなって
半ば強制的に電子書籍がメインに、というくらいの状況でもないと無理だろ
文庫本くらいなら4型スマートフォンでも十分いけるな
ラノベ8冊をGalaxy Sで一気読みして確信した
面白い話題だけどいい加減スレ違いだぜ。
軍人さんが戦地に書籍を持って行くには良いかも知れない、電源を確保しないといけないけど。
タブレットを胸ポケットに入れておいたおかげで命拾いしたぜ
後は燃料電池とかソーラー発電くらいかなぁ。
でも、紙の可搬性と価格の問題を考えればねぇ。
コードブックの類を電子書籍化もしくは、電子ペーパーのようなものに
記述出来れば機密性上がるかな?
有人火星探査機の乗員に提供するひつまぶしグッズとしては有望だろうな
>>973 普通に車両からとっちゃいかんのか?
WW2の戦記なんかでも、ラジオを動かすために
定期的に車のバッテリーから電気を取っている描写があるし
>>973 ギャラクシーさんだと発熱量が高くてカイロ代わりになるという噂を聞いたことがあるしなー
80度ぐらいまでいくという話まで聞いたからレーションを温めるのにも使えるなw
(ネットで拾った話なので実際どうかは知らんが)
「イージズ艦のフェイズドアレイレーダーを
電子レンジ代わりに」と似たような都市伝説臭さを感じるな