金融不安を再燃させて、何がしたいんだろう?
大手銀に東電リスク再浮上、枝野経産相が負担求める発言
ttp://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201109130102.html >枝野幸男経済産業相が13日午前の会見で、東京電力<9501.T>が政府の支援を受ける際には、株主や取引銀行に
>一定の負担を求める姿勢を示したことで、改めて東電株や大手銀行の貸出債権がき損するリスクが浮上してきた。
>12日に設立された「原子力損害賠償支援機構」に対して、東電は資金繰り支援を求める見通しだが、今後、具体的
>な負担の中身が焦点になりそうだ。
>枝野経産相は会見で、原子力損害賠償支援機構法の目的について、1)原発事故の収束、2)被害者に対する賠償、
>3)電力供給の確保―の3点を挙げたうえで、「支援の目的に、債権者・株主の保護は入っていない。支援がなかった
>場合に生じたであろう負担については、当然負担していただく」と述べた。「負担」の具体的な中身については言及し
>なかった。
>東電は福島第1原子力発電所の事故による賠償金がどれほど大きく膨れ上がったとしても、支援機構による資金繰
>り支援や増資引き受けなどで債務超過を免れることができる。枝野経産相は「市場のルールを超えて他のステーク
>ホルダーが利益を受けることになってはいけない」とも語っており、債務超過に陥った場合には、優先劣後関係に従っ
>て株式は100%減資、社債や貸出債権は一定の範囲でき損するという原則を念頭に置いた発言と読み取れる。