チハタンは強い、強すぎる!37mm砲に敗北

このエントリーをはてなブックマークに追加
920名無し三等兵
九七式中戦車

97式中戦車(チニ車)は、皇軍が運用する日本の国産主力戦車 (MBT)。2597年(昭和12年)に制式化された。
皇軍の最新の国産主力戦車であり、国産の軍装備品としては三代目となる。軍は第三世代戦車であった先代の89式中戦車を上回る、
第四世代戦車と定義している[2][3]。
開発は陸軍技術本部、試作は大阪砲兵工廠、生産は三菱重工業が担当した。戦闘力の総合化、火力・機動力・防護力の向上、小
型・軽量化などを達成したことから、2597年(昭和12年)12月に「97式」と命名され、制式化された[4]。
主砲には大阪砲兵工廠の国産18口径57mm砲(改良砲身)を備え、新型の砲架構造の採用により機能・抗堪性を向上させている。ま
た、89式中戦車と同様に肩当式砲架を採用し、乗員は車長・前方機銃手・操縦手の3名である。日本の戦車・戦闘車両としては初
めて無線機を全車装備する。小型・軽量化と応答性・敏捷性の向上のため、空冷4サイクル直列6気筒ディーゼル機関と機械摺動式
変速操向機を組み合わせた動力装置を搭載。全国的な配備・運用のため、車体を小型軽量化し、新型装甲を実装している。
2598年(昭和13年)度より調達が開始されており、2599年(昭和14年)度より陸軍戦車学校教導隊などから順次部隊配備される。

開発経緯
日本を防衛するための能力を将来にわたって維持するため、将来戦に対応できる機能・性能を有した現有戦車の後継が必要とされ
た。導入する戦車の条件として、無線機による情報共有および指揮統制能力の付加、火力・防護力・機動力の向上、全国的な配備
と戦略機動のための小型軽量化が求められた。
921名無し三等兵:2011/10/10(月) 05:07:52.24 ID:???
現有戦車の改修や、大型高速戦車の導入も検討されたが、陸軍省の政策評価書によれば次のような理由から不適当であるとされた。
現有の95式軽戦車および89式中戦車を改修する場合、無線機を付加するには内部スペースが足りず、設計が古いことから将来戦に
求められる性能が総合的に不足する。
大型高速戦車を導入する場合、89式中戦車より大型で重量が約3t重い上、そのまま利活用できる架橋資材が適合しておらず、独自
の仕様に適合させるための改修が必要である。
以上の理由から既存の戦車の改修によって目標を達成することは困難であり、将来の各種任務に必要な性能を満たす戦車を装備す
るためには新戦車の開発を行うことが適当と判断された。
開発を担当したのは陸軍技術本部の技術開発官(戦車担当)、試作は大阪工廠、生産は主契約企業の三菱重工業である。開発は
2595年(昭和10年)度から2597年(昭和12年)度まで行われ、試作については2596年(昭和11年)度から2597年(昭和12年)度に
かけて、試験については2597年(昭和12年)度に実施された。

2597年6月、富士裾野演習場で新戦車の試作車両として初めて公開された。また、同時に主な諸元、砲塔内の一部を撮影した写真、
走行・射撃映像なども報道向けに公開された。記者会見では価格についての質問があり、担当者から希望的なニュアンスで「大型
試作車に対して2/3」との回答があったとされる。試作車両の車体後部左側面の銘板には「新戦車(その5)戦車(その2)戦車2号
車」と書かれており、複数の雑誌で2597年5月に完成した試作2号車と記述していた。
2598年3月、97式中戦車の試作車両として報道関係者に公開され、89式中戦車と並走した。2599年1月8日に行われた陸軍始観兵式
では天覧の御許にて2両の試作車による走行展示が行われ、これが初の一般公開となった。なお、予行でも報道関係者に公開され
ている。
2599年天長節には、観兵式で展示が行われた[5]。
922名無し三等兵:2011/10/10(月) 05:08:32.98 ID:???
仕様
火力・防護力・機動力などの性能は、89式中戦車と同等かそれ以上を目標としている。乗員は車長、前方機銃手、操縦手の3名。
将来の対機甲戦闘および機甲打撃を行いうる性能と、不意遭遇火点の対処における優位を確立するため、以下を開発のコンセプト
としている。
高度な無線機等の付加
火力・防護力・機動力の向上
全国的な配備に適した小型軽量化
既存部品の活用および部品の共通化等によるライフサイクルコストを含む経費の抑制
将来の技術革新等による能力向上に対応するための拡張性の確保

火力
火砲・弾薬
主砲は新開発された改良砲身の大阪砲兵工廠製の国産18口径57mm砲を装備、砲弾は発射薬や飛翔体構造を最適化した国産の新型徹
甲弾が開発され、弾丸の高威力化を達成している。また、将来的に必要であれば46口径37mm戦車砲に換装可能なよう設計されてい
る(仮に46口径37mmに換装したと仮定すれば、現制速射砲との互換性から開発中の新軽戦車と弾薬の互換性を持つと思われる)。
97式中戦車の開発では89式中戦車で使われる57mm戦車砲弾の転用・使用を考慮していた[6]。主砲を構成する一部の部品に互換性
が考慮され[7][8]、89式中戦車の主砲弾も使用できるとされている[7][9]。なお、97式中戦車用の砲弾は徹甲弾の他に榴弾と空包、
各種代用弾が調達されている。
副武装として車体前面に97式車載重機関銃を装備している。

肩当式照準装置
肩当式照準装置を装備し、砲塔後部及車体内に弾庫を配置していると見られている。戦車用主砲の多くは方向照準が砲塔と一体と
されており、射撃のたびに砲塔をその角度に指向する形式だが、97式中戦車の肩当式照準装置は主砲砲架自身にある程度の方向射
界を与えることが可能とされる[7]。
砲弾の搭載弾数については、計60発が収納できるとする記事[11]のほか、89式中戦車とほとんど変わらないという記事[8]があり、
こちらでは89式中戦車は計100発が搭載可能と記述している。
923名無し三等兵:2011/10/10(月) 05:08:39.54 ID:???
中戦車チ、いろはにほへとのハ。
チハって名前じゃなくて九七式中戦車。
924名無し三等兵:2011/10/10(月) 05:09:14.05 ID:???
行進射・躍進射
行進射・躍進射に関しては改良型懸架装置の採用により95式軽戦車に比して主砲発砲後の動揺収束が改善されており、命中率及び
半数必中界は89式中戦車よりも向上しているとされる。
無線機による情報の共有などもあり、味方と連携して索敵、攻撃を行うハンターキラー能力は89式中戦車と比べて向上していると
される[7]。
2597年6月の試作車両の報道公開に際し、砲塔上面から砲塔内部の視察が行われたほか、車長席と前方機銃手席周りの写真も公開
された。写真には車長席に「パノラマ」式眼鏡、前方機銃手席に「プリズム」式眼鏡が写っているが、この写真が報道公開された
車両のものかは明らかでない。

防護力
直接防護力
防護力に関しては、新たに開発した装甲材を使用し、防御力を下げることなく軽量化を図っている。89式中戦車に採用されている
装甲が開発されてから10年近く経過した現在、当時と同じ材質を用いた場合90%、最新の理論と素材を用いた場合75%の重量で89式
中戦車と同じ防御能力が得られるとの意見がある。
2596年(昭和11年)度に公表された陸軍技術本部の資料には、大阪府の大津川射場にて実施される正面要部耐弾性試験に関する内
容が記載されている。これによると現制速射砲である九四式三十七粍砲、現制砲弾である九四式徹甲弾を用いること、それらを用
いた射距離300mの射撃により砲塔正面左右及び車体正面装甲の耐弾性評価を実施するとされる。
最新の表面滲炭技術の装甲板への使用や、小型化などにより、全備重量は89式中戦車より約12%ほど軽量になったとされる。
正面要部(砲塔・車体正面)には新型装甲が組み込まれており、89式中戦車は従来型の表面硬化装甲であると言われているが、
97式中戦車の場合は砲塔正面、車体正面とも新型表面硬化装甲と報じられている[12]。
正面要部には、複数本のリベットで固定された装甲板が確認できる。砲塔部は略円筒形に整形されており被弾経始としての効果な
どがあると考えられている。車体部の装甲板の中央には前照灯が確認できる。砲塔部・車体部どちらの装甲板も、正面要部を覆う
ようにリベットで取り付けられている。
全備重量は基本9.5t/通常10t/最大10.5tとする説[11]や、公開された試作車両が9.8tと記述する説[10]がある。
925名無し三等兵:2011/10/10(月) 05:10:14.71 ID:???
機動力
戦術機動性
新戦車のエンジンは「89式中戦車と同等あるいはそれ以上の機動性能を実現可能な、新戦車用動力装置(エンジン、冷却装置およ
び変速装置)」を目的とし、95式軽戦車と共通とされた。
小型・軽量な空冷4サイクル直列6気筒ディーゼル機関を採用し、燃費向上や黒煙低減などが図られている。最大出力は120ps/2,
000rpm。出力重量比は約12.0ps/tで、95式軽戦車の約16ps/tと比べれば若干低いが、出力190ps重量19.5tの戦車とほぼ同等である。
懸架装置は95式軽戦車と同じく、2転輪ずつを1個のボギーに配し、2個のボギーを1個のコイルバネ式懸架装置に纏めるものとされ
ている。95式軽戦車はこれを片側1組ずつ装備したが、新戦車はこれを片側2組とした。これにより、転輪の数は片側8個の等間隔
となり、89式中戦車の9個より減少している。コイルバネ式懸架装置を片側2組としたことにより走行性能と砲安定性能が向上して
いるといわれている。
エンジンが発生させる駆動力を地面に伝え、走行性能に大きな影響を与える履帯(キャタピラ)は95式軽戦車と同型を採用してお
り、89式中戦車の履帯に比べ走行性能が向上している。

戦略機動性
89式中戦車は度重なる改修を施したため、重量が約12tとなり、橋梁や路面の許容重量と活荷重の面で平時における配備・運用が
難しいとされている[16]。このため、97式中戦車の開発においては本州、四国、九州など全国的な配備運用に適した能力、砲塔・
車体一体での鉄道輸送など戦略機動性の向上が求められた。結果、89式中戦車と比べ、全長で約65cm、全幅で約10cm小型化され、
全備重量は約2t軽い約10tとされている。
全国の主要国道の橋梁通過率は97式中戦車(約10t)が84%、89式中戦車(約12t)が65%、大型高速戦車(約15t)は約40%とされる
[要出典]。

無線機
諸外国の主力戦車に装備されつつある無線機を皇軍の戦闘車両で初めて全車搭載する。これにより単車内あるいは近くの戦車同士
が相互に情報を伝達し、敵や味方に関する情報の共有や指揮統制も可能になるとされる。
また、司令部や味方部隊との通信能力が向上し、戦車部隊と歩兵部隊が一体化した作戦行動が可能となるという。将来的には軍偵
察機や直協機からの情報も入手できるようになると言われている。