日本陸軍戦闘機機総合スレ 飛行第一戦隊

このエントリーをはてなブックマークに追加
298TFR ◆IBMOSAtBIg
このスレでははじめましてもさ。

>297 詳しくないもさ、却って混乱させるかもしれないもさ。

×年ほど前のモサの経験を紹介すると、とある役所で使っているとある機種のとある機体で、
「無線機をどう調整しても交信時には雑音が入る。機体のどこかに原因があるはずだ」と苦情があったもさね。
調査してみたら機体構造のとある部分のリベットが緩んでいたもさ。リベットを○本打ち直ししてもらったら快調になったもさ。
「とある」とか伏せ字が多くて申し訳ないもさが、現代の機体でもそんなものだと思ってほしいもさ。

だから当時はなおのこと、実際に電源を入れての交信試験を頻繁に行い、結果を踏まえて機体の隅々まで整備し、
再度交信状態を確認しないといけないはずもさ。

当時の米英軍はそうしていたもさ。今でもそうしているもさ。日本のいくつかの役所も同様もさ。
たとえ奇襲攻撃を意図しての作戦や演習の直前でも、通信試験はなんとかして行うもさ。
外部に電波を出さないようにして交信試験を行うための機材もあるもさ。

しかし、とある役所経由で聞いた口伝によると「陸軍航空隊全体として、出撃前の交信試験を必ず行うべしとの周知徹底はされていなかった」と言われるもさね。
「無線封止による我が方の意図の秘匿と、無線機の動作確実たらしめることのどちらを優先するかは現地指揮官の判断による」と伝わっているもさ。
これもソース出せないもさ、申し訳ないもさ。
さて樫出さんの4Fは防空部隊もさ、「無線封止による意図秘匿」を「無線機の交信試験」よりも優先するとは思えないもさ。
>296さんが紹介してくださったように「平素から無線の整備に力を入れ、出撃前には交信試験を行う」部隊だった様子もさね。

        /^l'"'"~/^i'ツ'ッ.,   
      ヾ         ヾ.    スレ違いもさが日本海軍航空隊の場合、無線電話の運用方針は航空本部により統一されていた様子もさ。
___  ミ´ ∀ `       彡  部隊ごとの「通じた」「通じなかった」の証言も陸軍よりバラつきが少ない感じもさね。詳細は省くもさ。
\   \ ッ       _     ミ  
  \   \_.,,._,,.,.(,,_,ノ,._,,.__,,~) 
    ̄ ̄ ̄  ̄

299TFR ◆IBMOSAtBIg :2012/06/21(木) 21:12:43.18 ID:???
        /^l'"'"~/^i'ツ'ッ.,
      ヾ         ヾ.
___  ミ´ ∀ `       彡
\   \ ッ       _     ミ
  \   \_.,,._,,.,.(,,_,ノ,._,,.__,,~)
    ̄ ̄ ̄  ̄
おまけ:「連合軍機のアースを参考にしたら〜」は前世紀の終わりごろに
徳田八郎衛先生の「間に合わなかった兵器」で日本軍航空無線が使えなかった理由のひとつとして紹介された
渡辺洋二さんの海軍302航空隊や「雷電」に関する著書でも同様の証言が紹介された
のを機会として、急に広まった感があるもさ。

特に架空戦記において作中で日本軍航空部隊の能力をアップさせる判りやすい手段として採用していることが多いもさ。

でも、それだけで改善できるものではないもさ。他にも航空無線の妨げはいっぱいあるもさ。
徳田先生の著書でもズラリと原因が列記されているもさね。

300名無し三等兵:2012/06/21(木) 22:17:42.59 ID:???
まとめると
渡辺洋二は文系の三流ライターということか
301TFR ◆IBMOSAtBIg :2012/06/21(木) 22:29:19.39 ID:???
        /^l'"'"~/^i'ツ'ッ.,
      ヾ         ヾ.
___  ミ´ ∀ `       彡
\   \ ッ       _     ミ
  \   \_.,,._,,.,.(,,_,ノ,._,,.__,,~)
    ̄ ̄ ̄  ̄
>300
渡辺洋二さんも「アースだけが原因」とは書いてないと思うもさ。

>299は判りにくい書き方だったもさ、お詫びするもさ。
「アースを変えたら改善された」場合それは「アースを改善さえすればどの機体の無線も改善できる」ことを意味しないもさ。
「それまでにアース以外のさまざまな原因が緩和されたり解消されたりしていたならば、アースを改善すれば解決する」ということもさね。

航空無線に限らないもさが「あれこれと改良を試して、最後の一手で劇的に改善される」ことは良くあるもさ。
でも「他の機体で上手くいった『最後の一手』さえ実施すれば全部解決できる」と思い込んではいけないもさよ。