南雲忠一中将を再評価するスレ(加)

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707GF長官
>>706の続き

「このような米統合参謀本部の日本侵攻計画に対して、日本の大本営も対応
準備をしなければならない。

もちろん彼らの作戦計画が分かるわけはないので、ドイツが追いつめられている
状況と、米軍兵力の構成と数量及び過去の癖、ソ連軍の出方、上陸に適している
海岸の状態、気象や月齢などあらゆる要素を分析して推測するのである。

検討の結果、出て来た答えは、コロネットやオリンピックとほぼ一致していた。
大軍を使って正攻法の作戦を立てる場合に、方法を理論的に詰めていくと、合理的
に考える参謀なら、どこの国の人物でも同じ結論に達することを示している。」
                                 (『本土決戦』土門周平/著)

(註)コロネット:関東上陸作戦の符号、オリンピック:南九州上陸作戦の符号

どうやら軍人の思考は、洋の東西を問わないようですね。