>>678の続き
実際に彼の置かれた状況とは、まさに「ジョン・ジュリコーの溜息」(
>>400)
と称するにふさわしく、
敵主力と交戦しているはずの巡戦部隊からの報告は矛盾だらけで、一向に
要領を得ず、更に推定位置の誤差も加わって、混乱に拍車をかける。
あり余るほど用意したはずの装甲巡や軽巡は、前路警戒どころか、煤煙を
撒き散らして、前方視界を妨げるだけ。
とにかく、敵の位置は分からんが、まもなく遭遇することは間違いない。
速やかに展開命令を下さなければならない。
全くもって、泣きたくなるような心境だったと推察されます。
>>679の続き
そのグダグダっぷりは、ミッドウェーの利根四号機がかわいく見えるほどで、
展開10分前(!)にようやく合同した巡戦ライオンに対して、発光信号で
「敵戦艦艦隊の所在如何」と直接問い合わせたところ、返って来たのが・・・
「敵の巡洋戦艦艦隊、方位南東」ですから。
本職なんか、アイアン・デュークの艦橋で司令部一同がズコー(AA略)と
なったんじゃないかと思うくらい。
ほんとビーティさん、たのみますよ・・・