>>607の続き
上図の通り、スカパ・フローの主力部隊が巡戦部隊との合同点(B)へ向かう途中で、
クロマティの戦艦部隊を吸収するという計画ですね。
作戦行動には欠かせない「位置情報」ですが、英海軍は緯度・経度を用い、独海軍は
区分表示だったようです。
(註)区分表示とは、作戦海域をマス目で区切って、それぞれに名前をつけたもの。
日本海軍では「トシリ34」や「ヘエア00」など。
独海軍では「164γ(ガンマ)4」のように用いていた。
ジェラム提督の名前はあまり聞きませんが、開戦時は英国支那派遣艦隊の司令長官を
務めていたようです。