南雲忠一中将を再評価するスレ(加)

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576GF長官
>>575の続き

これでは勝負になりません。
もしヒッパー提督が会敵の瞬間、敵の全貌を知ったならばドッガー・バンク海戦の
時のように、即時反転を命じて一目散に逃走しなければならなかったでしょう。

ジュリコー長官もビーティ隊の兵力については、「ヒッパー隊に十分対応できる」と
安心していたようです。

I felt no anxiety in regard to the advanced position of the force under Sir David Beatty,
supported as it was by four ships of the Fifth Battle Squadron as this force was far
superior in gun power to the First Scouting Group and the speed of the slowest ships
was such as to enable it to keep out of range of superior enemy forces.

「私(ジュリコー)は、デイビッド・ビーティ提督麾下の艦隊が(主力部隊)より前進していたこと
に関して、何ら不安を抱いていなかった。第五戦艦戦隊の4隻に支援されたビーティ隊は、
第一偵察部隊(ヒッパー隊)を火力で圧倒しており、最も低速の艦でも、敵の優勢なる艦の
射程圏外を維持することが可能な速力を有すると考えていたからだ」