>>560の続き
ところが、ジュリコー大将はこれに反対。
スカパ・フローは独艦隊の通商破壊を阻止するための根拠地として極めて重要であり、
そこから兵力を引き抜くわけにはいかないとの理由です。
つまり英本土砲撃の対応策だけなら南方重視で解決しますが、通商保護の視点からは
北方重視になる。どちらもおろそかに出来ないだけに難しい選択かと。
結局第三巡戦戦隊がスカパ・フローで訓練する間の”暫定措置”として、第五戦艦戦隊は
ビーティ中将の指揮下に入った。
そのままジュットランド海戦を迎えたので、フッド少将の第三戦隊は主力部隊に所属して
決戦場へ向かうことになります。