【南雲】本日の南雲部隊司令部1AF【東雲】

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720首席参謀
ブラジル丸の特信班は、結構優秀だったんだな、と思う。
輸送部隊側は、5月の月末時点で、潜水艦に発見され、日本軍の意図(の一部)が米軍に漏れ、
先制攻撃を喰らうことを予知していたことは間違いがない。
これに比べると、1AF長官、参謀長、首席参謀、(航空)参謀等は… という気がしてならない。

輸送部隊の神通が、6/3の0900に無電(敵哨戒機の発進時刻など)できたぐらいだから、
同じ情報は1AFも掴むことはできる、通信班が仕事をキチンを行っていれば、だが。
6/5の0130から逆算して、30数時間、徹夜してでも作戦を組み替える必要がない、と
1AF幹部が情勢判断してしまったのだろう。

【レファレンスコード】 C08030761100
■12〜13/62
1420 ブラジル丸より千歳に信号
XサヨサX 本戦上官中の特信班の外信傍受によれば、本30日1130
敵潜水艦1隻、呼出信号NERK、ミッドウェーに対し緊急信(作戦暗号)1通送信、
所定電波12975KC、感度極めて高く、近距離にあるものと推定せらる

(途中略)

吾船団付近よりミッドウェーに対し緊急通信を為したる敵潜は … サイパンより船団に追尾しきたる
敵潜なることは確実なるべく一層最重警戒を要す

■18/62
(6/3)0900 神通より左の無電あり
ミッドウェー島偵察報告
1.確認せる敵機
1日2030より2105の間1機、2日0220より相次いで発進せる飛行艇9機、在空哨戒中の戦闘機3機にして
昼夜共に哨戒は最重なるを認む