ttp://www.naeil.com/News/politics/ViewNews.asp?nnum=611656&sid=E&tid=3 斗山インフラコア、K2戦車開発費71億ウォン詐取
次世代戦車K-2黒豹のエンジン開発をしている斗山インフラコアが、政府予
算71億ウォンを詐取した疑惑で検察の捜査を受けている。
防衛事業庁が29日、国会に提出した国防委員会答弁資料によれば、斗山イ
ンフラコアがK-2戦車のエンジン開発費71億ウォンを不当に請求した事実が
国民権益委員会による調査で明らかになった。
国民権益委員会は先月31日、この事実を事業庁に通知し、不当利得金を返
還させるように通知した。K-2戦車のエンジン開発予算は、斗山インフラコア
が負担する133億ウォンの他に、政府予算として378億ウォンが計上され、こ
れまで303億ウォンが執行された。
斗山インフラコアは、K-2戦車のエンジン開発費として使わなければならない
政府予算303億ウォンのうち、71億ウォンを引き出して掘削機のエンジンなど
他の製品の開発費やオイル費用として転用していたとされる。
国民権益委員会から資料の提出を受けた仁川地検は、10日から斗山インフ
ラコアの不当請求事件に対する捜査に着手した。
事業庁は「検察の捜査結果に積極的に協力し、捜査結果によっては国家契
約法などの関連法規に基づき、制裁や不当利益金の返還請求をする」と国
会に報告した。
斗山インフラコアは、2009年にも海軍高速艇のエンジン開発に関して80億
ウォンの不当利益を得たとして役職員8人が裁判を受けている。