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876名無し三等兵
>>859
一口に迷彩といっても
ジャングル・森林地帯・・・緑・茶色・黒のウッドランド迷彩
イラク等の砂漠地帯・・・・茶色メインのチョコチップ迷彩
都市部・市街地・・・・・・・灰色メインのACU迷彩
夜間・暗闇・・・・・・・・・・黒・暗色系の色
雪山・降雪地帯・・・・・・白、とにかく白

と様々なカラーバリーエーションがありまして
迷彩の色合いが季節・場所によって異なるので、あらゆる地域・場所で使われるであろう軍用小銃を
工場出荷・生産過程の時点で銃に迷彩を施すというのは難しいのです   (ハンティング用の猟銃には塗装を施されているの在りますが)

んじゃ、現地に合わせて兵士が個人ごとに塗装すれば・・・となりますが、それをやると下手すれば目立つハメになりますし
機関部・照準部に塗料を付着させれば、機能障害の原因にもなりかねません。
また派遣先ごとに、塗装→剥がす→最塗装と繰り返せば
銃全体を削り寿命を縮めるわ、手間と塗料が馬鹿にならないわで、高コスト化になるかと
一昔で言えば(M1・M14等の銃)、金属と木材のどこに塗装しろと? という話にもなります

という訳で、現在は特殊部隊や狙撃手等の一部の兵士が
それらを勘案して、あえて手間をかけて現地に合わせた迷彩塗装を施したり
現地に合わせた迷彩テープを銃に巻きつける程度に留まっております

あらゆる季節・地域に適合するカメレオン的な迷彩や塗料が開発・実用化されれば
工場出荷・生産時に迷彩塗装済みの軍用小銃が世に出るかもしれませんね