南雲忠一中将を再評価するスレ(和)

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188GF長官
>>187の続き

ノルデンとはヴィルヘルムスハーフェンから西へ50kmほどの所にあるドイツの
沿岸都市です。つまり出撃後まもなく、味方勢力圏内で触雷したことになる。
おそらく英潜水艦が敷設したものだとは思いますが、掃海が不十分だったようですね。

ドッガー・バンク海戦でも、この第二次ヤーマス砲撃でも、次のジュットランド海戦でも、
このザイドリッツはよく被弾(被雷、触雷)するんですよね。被害担当艦と言うべきか・・・
長く巡戦部隊の旗艦を務めたからだとは思いますが、それでも沈みはしない。
”不死身”の称号が似合う武勲艦であります。

She was forced to turn back with a flooded torpedo compartment from a 50 ft (15 m)
hole on the starboard side, being only able to make 15 kn (17 mph; 28 km/h) with
1,400 short tons (1,300 t) of water onboard and 11 men killed.

「ザイドリッツは右舷魚雷室に50フィート(15メートル)の破孔が生じ、1400米トン
(1300トン)の浸水により速力が15ノットまで低下、11名が戦死。そのため帰投せざる
を得なくなった」
(註)1short ton(米トン)=907.18474kg