軍事板アニメ総合スレッド40

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750名無し三等兵
3月X日

この日は朝から空の荒れ具合が酷く、日課となっている体操を
夜明けの爽やかな空気の中で行うと言う、ささやかな楽しみを奪われた形だった。
しかし気を取り直し、この街に今まさに押し寄せようという脅威を叩く為
機体に鞭を入れる。上空へと舞い上がれば、これまで見た事も無い規模の積乱雲が
見る間に巻き起こっているのが目に入った。
それは共産主義の狂信者と盲従者たちが造り上げた偶像に違いないのだ。
私は翼を踊らせ、かの邪悪と対峙する為に突進するのだった。
その耐久力は凄まじかった。反復攻撃によって撃破するが、
あれが量産されヨーロッパ大陸全土に押し寄せれば、我が祖国と
欧州諸国の命運は一たまりもないかのようにすら思われた。
私は、我が隊にかかる責任の重さを改めて実感した。