「工作員教育、北で受けた」 不法在留容疑の韓国籍男が供述
■総連関係者関与 拉致事件と酷似
愛知県警に入管難民法違反(不法在留)容疑で逮捕、起訴された韓国籍の男(67)が
「昭和42年に日本から北朝鮮に連れ出され、工作員教育を受けた」と供述し、
その内容を詳しく説明していることが22日、捜査関係者への取材でわかった。
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関係者の関与のほか、出入国などの手口が
これまでの捜査で判明した日本人拉致事件と酷似しており、警察当局が注目している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110423-00000113-san-soci 捜査関係者や検察側の冒頭陳述によると、男は同39年に日本に密入国。
愛知県内に住んでいた42年、朝鮮総連の幹部に「東京に行かないか」と誘われ上京、
翌日すぐに案内役の男から旅行に誘われた。
(中略)
男は42年6月、北朝鮮から北海道の近くまで船で行き、小型船に乗り換えて上陸。
乱数表と工作資金約20万円を渡されたが、結局、北朝鮮側の指示に従わず、
日本で不法在留を続け、東京や神奈川両都県などで職を転々として暮らしたという。