巨大地震特設スレッド46

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東京で状況報告ならびに資料提示・意見書の提示をおこないました。

まず福島第一に対する当司令部の現時点における見解。

原子炉格納容器は1号機から3号機まですべて破損している状態と認むる状態であり、
1号機から3号機までのすべてにおいて燃料棒溶溶および破損状態、引き続き応急対処として
注水の継続をおこなうほか手段なし。ただし原子炉圧力容器は全機において健全性を保っており、
現在の温度を維持すれば爆発の危険性はなしと認識。
3号機がプルサーマルであることから本機のMOX燃料が外部にプルトニウム238を
放出させていると当司令部は認識。

福島第一半径20キロから30キロ圏内民間人の自主避難勧告については、
当該地域は高齢者・病人が多数おり、寝たきりの民間人だけでも400名弱、
さらに極度のガソリン不足により自主的な退避は不可能な状況。数度にわたり意見具申したとおり、
妊婦・乳幼児を抱えた世帯・病人・高齢者から順次30キロ圏外、望むべくは50キロ圏外に
強制力をもって退避させることが緊要な問題であると当司令部は意見一致。

各避難施設に対する対処における見解。

現在2000ヶ所を越える避難施設すべてに連日補給を実施する能力は我になし。
避難施設において衛生状態の悪化および適切な医療が施されない現状において、
連日死亡者が発生している事態を憂慮。
応急対処としては東北各地ならびに近県の運送業者を動員し、補給支援物資を
継続的に避難施設に輸送することが必要と認む。なお救援物資集積施設にはすでに
大量の物資か蓄蔵されており、輸送手段の確保が優先する問題であると認識。
なお現地部隊からは2トントラック・宅配便業者のトラックが有効であるとの意見あり。