“復興庁 何をするか検討を”
3月24日 21時0分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110324/k10014886671000.html 民主党の岡田幹事長は、記者会見で、東北関東大震災の復興などを一元的に担う「復興庁」を設置すべきだ
という意見が与野党から出ていることについて、まず、何をする組織なのか検討することを優先すべきだという
考えを示しました。
この中で岡田幹事長は、復興庁の設置について「必ずしも反対ではないが、器より、何をすべきかが先では
ないか。関東大震災のときの中央集権の政府と地方分権の時代の政府が果たすべき役割は違うので、国だけ
でやる話ではなく、東北の各県の関与も重要であり、中身を冷静に議論したほうがいい」と述べ、まず、何をする
組織なのか検討することを優先すべきだという考えを示しました。また、岡田氏は、震災復興に向けた最初の
補正予算案の財源について「すぐには、国債の発行以外の財源は見いだし難い」と述べる一方で、自民党が
凍結するよう求めている農家への戸別所得補償制度については「これからの農業政策を考えるうえで非常に
重要な政策であり、そこから財源を出すという発想には立っていない」と述べました。