>>764と
>>786の記事とか気象庁のサイトとかを色々調べてまとめたら、時系列はこんな感じになった。
14:00頃 15:00以降は視程1000m以下になるという予報が気象隊から出る。訓練飛行が中止となり、機体を格納庫に収容する作業が始まる。
14:46 本震(東松島市矢本で震度6強、石巻市門脇と東松島市小野で震度6弱)。数分間揺れ続ける。松島基地停電。
14:50 大津波警報発令。NHKが即時に報道(この時の映像によると、宮城県沿岸部の津波到達予想時刻は15:00)。
14:51 余震(石巻市門脇と東松島市矢本で震度4、東松島市小野で震度3)。
14:53 TBC東北放送ラジオにおいて、石巻市鮎川の津波到達予想時刻が15:10であることが報道される。
14:54 余震(石巻市門脇と東松島市矢本と東松島市小野で震度4)。
14:55頃 松島基地の電力供給が再開。基地が津波で被災する可能性が認識される。
※松島基地の住所は東松島市矢本
>>790の記述だと、基地が津波で被災する可能性が認識された14:55頃よりも前に、滑走路の無事が確認されたことになる。
すなわち、2本ある滑走路の点検が本震到達から10分以内に完了した事になるのだが、これは極めて疑わしい。
(更に言うと、本震が来てから津波で被災する可能性が認識されるまでの間に震度4以上の余震が1回はあったと思われるのだが、)
(この震度は滑走路点検の目安を超えるらしい。もし余震で滑走路の点検をやり直したならば極めて短い時間で終わったことになる。)
また、基地が津波で被災する可能性が認識された時点で時間的猶予が15分程度しかないことも併せて認識されたはずなので、
仮に視程に問題が無かったとしても空中退避は実質不可能であり、空中退避を断念した理由を視程に求めるのは不合理である。
そんなわけで、
>>790にはその内容のソースを提示してほしい。
現役幹部自衛官の回想と銘打つ割には内容が合理的でなく、信憑性に欠ける。