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>昔日本では、ソ連はアメリカと肩を並べる軍事大国であると誤解されていましたが、
>ソ連は実は核戦力だけ立派で、通常戦力はそれほどでもない並の国でした。と、
>本当の事が知られるようになったのはいつ頃ですか?
霞ヶ浦の住人の回答。
「ソ連はアメリカと肩を並べる軍事大国であると」は事実でした。
説明。
ヨーロッパでは、ソ連軍とその同盟軍が、西ヨーロッパに侵攻する。
アメリカとその同盟軍が迎え撃つというのが、双方とも共通したシナリオでした。
逆はありませんでした。
すくなくとも、ヨーロッパの地上軍では、ソ連が優っていたのは、事実と想像します。
「ソビエト軍の"Deep battle" - 全縦深同時制圧
戦争開始と同時に、砲兵と空軍で敵の全縦深(最前線〜後方)を同時制圧しながら、
大量の戦車・機械化歩兵をFLOT(前線、Forward Line of Troops)に突進させ、敵を包囲殲滅するドクトリン。
ソ連軍が第二次大戦中から密かに研究していた機動突破作戦で、ワルシャワ条約機構軍はこの戦法で西ヨーロッパに侵攻すると言われていた。
1978年にイギリスに亡命したGRU情報将校ビクトルスヴォーロフは次のように警告していた。
「アメリカの西部劇映画では、お互いに罵り合い、次につばを吐き、素手でパンチを浴びせてから拳銃を抜く。
西側諸国の友人には、来るべき欧州戦争がそのような順番を経ると想定して欲しくない。
ソ連邦は、通常武器を使った後に核ミサイルを落とすようなことはしない。
すべての兵器は同時に使われるのだ。」
下記を参照ください。
ttp://gold.natsu.gs/WG/wg/Flashpoint.html