[近世総合]大坂の陣、火縄銃、戦国・江戸・大航海時代3
オランダやイギリスの商館の記録によると相当量の鉄を持ち込んでいる
でも一方で、明や朝鮮に大量の鉄を輸出したり
朱印船貿易で鉄が主な輸出物のひとつだったりする。
これは一体どういうことなんだぜ?
鋼鉄とか軟鉄とか鋳鉄の違いじゃない
原料の鉄鉱石を輸入して刀をはじめとする鋼製品として輸出する
所謂加工貿易を行ってたってことじゃね?技術立国ニッポンらしくて素敵やん。
>>955 鉄鉱石じゃなくて銑鉄の輸入らしい
>>953 中国で大量に作ったグレードの低い鉄を買って
国内で豊富にある木材資源を燃料や材料に使ってグレードの高い鉄や製品にして輸出してんだろ
鉄鍋とか輸入して材料にしていたとか
鉄鍋はむしろ輸出品目だったみたい
そんな時代から、既に加工貿易だったのか……
>>957 倭寇は大型の鉄鍋を好んで略奪してったそうだからな。
製塩とかその他の製造業とかで需要が高かったんじゃねーの?
当時の日本の鋳造技術ってアレだから奪ってきたほうが効率が良かったのかもしれない。
>>960 世界最大クラスの鋳造やってる国の鋳造技術をアレ呼ばわりとは…
しかし銭は輸入
>>961 実際にアレだと思うが
大仏は耐久性をあまり考えなくて良い段階鋳造方式だし
>>962 そこは鋳造技術の問題じゃなくて銅の生産量と品質の問題
貨幣経済を回す程大量で且つ高品位の銅を確保できなかったからな
だったら出来合いの銭を金で買ってそれで経済回しちまおうってのが日本の銭輸入の事情
だからこの輸入銅銭を銅として素材に使ったこともあった
>>963 倭寇が流行る前辺りにやたら鉄で仏を鋳造するのが流行ってるから
倭寇が鉄集めるのって国内での鉄相場の値上がりのが説得力あると思うぞ
鋳造技術なら仏狼機を鉄で鋳造した明のほうが上かと
そもそも舶載鉄や南蛮鉄が国産鉄より多く流通してた
って話自体が怪しい軍刀サイトがソースじゃん。
>>964 当時の国内でも贋金作り摘発の記録って多いぞ(守護の仕事だったりするし)
つか束にしちまう時点で、銭自体の品質、ってのが当時重視されてた観点は違ってると思う
>>964 酸化銅の精製はできても硫化銅の精製技術は日本には無かった。
室町時代前期に硫化銅の精製技術が日本にもたらされると
銅を輸出して銅銭を輸入する方向にシフトしているね。
お金の場合重要なのは鋳造の技術よりも長年流通している信頼でしょ?
だから綺麗だけど流通実績の少ない明銭よりも
汚いけど何百年も流通した宋銭のほうが信頼されて良銭扱いされた。
鉄の鋳造っつったら南部鉄器くらいだよな?
>>970 芝辻砲は役立たずという研究結果がある
それで銃砲史学会と遊就館の仲が悪くなった
日本は複雑な地形が多くて、大砲なんてあっても、余り運用できないんだよ。
幕末になっても、ボート砲が野戦に使われるような国だぞ。
青銅製の鋳造砲は作られてたんじゃないの?
大阪の陣で家康はオランダから輸入したカルバリン砲の他に
国友村で作らせた大砲を300門動員したとされてるよ。
カルバリン砲はオランダでなくイギリス
ボート砲といえばペリーがプレゼントで1門くれたよね?
圧力をかけている最中の相手に武器を渡すなんて
相当見下されていたんだなあ。
力の差を分からせるにはちょどいい
どうせコピーも作れないんだろうから
技術の優越性を見せつけてやろうという魂胆か
それでコピーされてちゃ世話無いな
開国させることには成功してるからいいんじゃね
>>980 まさかパクリ民族とは思わなかったんだろ
>>982 それは日本人がチョンに対しても言えるだろ
どっちにしろ日本の製鉄技術は近代に欧米のをコピーするまで糞だったのは事実。
工業化以前の鋼を作る技術は大したものだけどね
粗鉄の生産能力はたしかにそうだが、これはレンガの技術が無かった点が大きい
コークスを使用した高炉が稼働したのはやっと日清戦争のころだしな。
ちなみにレンガの技術が発達しなかったのは日本が高温多湿という点がデカイ
レンガの原点は日干しにあり
近代式の製法に比べ効率が悪かったというだけで
質に関してはむしろ相当高い方だったと思うが?>日本の鋼
やはり生産量が問題
日本じゃ鉄と銅の価格差が他に比べて少ない
あれだけ鋼製品を輸出してた一方で、戦国時代に明や南蛮船から鉄を輸入したのも
国内で生産する鉄だけでは多大な需要に対する供給が間に合わなくなったからなんだろうね。
刃物の生産なんかは良いのだろうけど、鍋釜や金具みたいなのは苦手だったかもね。
鍋に関しては兜と同じような要領で作れそうなもんだと思うがなあw
茶釜とか五右衛門風呂とか普通になかったか?
そうとうな貴重品だったけどね。
戦の時も略奪の対象だったし、農民たちも逃げる時は鍋や釜を埋めて隠してた。
あと日本でレンガが発達しなかったのは、建築に使えなかったのが大きい。
開国後にレンガで建物を作ったら、地震で倒壊した事例が大量に発生したそうな。
むしろ昔ながらの漆喰で作った土倉の方が丈夫なんで、川越なんかは倉造りの町になった。
鋳物なんかは大量生産できてこそコストが下がるんだろうけど、
大量生産のための技術(高炉だとか鋳型関係だとか)が低かったということかな。
鋳物と言えば貨幣もあるが
江戸以降なら問題なくできそうだな
それ以前だと中国銭のコストが圧倒的に安そうだが
日本では普通に流通してた永楽銭が、中国では見つからない不思議。
日本向けにわざわざ作って輸出してたとも聞くけど……
イギリスがギリシャのドラクマを用意し、日銀が外国(国名は非公開)の紙幣を刷るようなものか。
>>996 鋳銅なら江戸時代に入って追いついたが、鋳鉄は遅れていたかと
日常品として使い潰したのと、宝としてしまい込まれたのとの違いじゃないか
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