民主党ですが漏洩です

このエントリーをはてなブックマークに追加
185名無し三等兵
危険はらむ前原外相「日朝協議に意欲」発言

 前原誠司外相が11日、6カ国協議とは別に北朝鮮との直接協議に意欲を示した。米国、韓国ともに北朝鮮が韓国哨戒艦撃沈事件や延坪島砲撃の責任を認めないままに、対話に踏み切ることに慎重姿勢を示しているなかで、突出した印象は否めない。
日米韓を分断しようとする北朝鮮の術中にはまりかねない危険性をはらんでいる。

 前原氏は11日の記者会見で、日朝協議の再開を目指す理由として「政権交代」を掲げた。

 「政権交代はあったが、平成14年の日朝平壌宣言は踏襲する。同時に、政権交代があったので、今後の議論は白紙で臨みたい」

 日朝実務者協議は自民党政権末期を含め、2年半近く中断している。21年9月の政権交代後も民主党は対北で進展を得られていない。折しも支持率低迷にあえぐ菅政権は、存続すら危うい末期的な状況にある。
支持率低迷のときに、外交で政権浮揚を図ったとの見方もできそうだ。

 北朝鮮は韓国にも南北対話を呼びかけているが、砲撃を受けたばかりの韓国側の反応は冷ややかだ。
北朝鮮としては、米韓が対話提案に乗ってこないのに焦っているなかでの前原発言だっただけに、「これを利用しない手はない」と飛びつき、評価する論評を出したといえる。

 米韓も北朝鮮に対し対話にあたり、具体的な行動を示すよう求めている。前原氏が「白紙で臨みたい」と述べたのとは対照的だ。

 外務省幹部は協議再開に向け「水面下で動いているということは一切ない」と明言している。現段階では日朝の直接対話で事態打開を目指したいとの持論を前原氏は強調しただけのようだが、
日本だけが直接協議を先行させれば、米韓から不信感が高まるのは必至だ。(酒井充)

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110112/plc1101120114000-n1.htm