なぜ日本人の対中親近感は急降下したのか
実は昔と何も変わっていない中国〜中国株式会社の研究(92)
11時40分配信 JBpress
ttp://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20110107-00005205-jbpress-column > しかし、問題はこれだけではない。筆者は、そもそも対中親近感が80%、20%になること自体極めて不自然な
>ことだと考えている。
> 中東、欧州、アフリカの状況を見れば、本来隣国同士は愛憎半ばするのが当たり前であり、「好き嫌いは五分
>五分」あたりが正常な姿ではなかろうか。
> 1970年代の学生時代を思い出しても、当時は中国の文化大革命に酔い痴れて、中国政治の実態を議論する
>ことなどほとんどなかった。「日中友好、日中友好」を唱えるばかりで、誰も日中間の矛盾にはあえて目を向け
>なかった。
> だとすれば、2011年の今日も、1970〜1980年代と同様、日本人が中国政府の悪行ばかりに目を奪われて、
>中国社会の真の変化を見落としている恐れはないだろうか。
> 「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」というが、対中親近感が20%にまで落ちてしまったのは、もしかしたら、我々の
>どこかで理性的判断が欠け始めている証拠なのかもしれない。
> 第2次大戦中、日本は敵国である米国や英国を「鬼畜米英」と呼び、英語教育を中止して、一人溜飲を下げていた。
>これでは戦争に勝てるはずがない。孫子の言う通り、「彼を知り、己を知れば、百戦危うからず」なのである。