このまま那覇空港も閉鎖してしまえば良いのに(香港並の危険度かは別として)
米軍嘉手納基地のF15、グアムに訓練の一部移転へ
2011年1月1日3時4分
http://www.asahi.com/politics/update/1231/TKY201012310292.html?ref=goo 沖縄県の米軍嘉手納基地に所属するF15戦闘機の訓練の一部について、米領グアムに移転することで日米両政府が合意したことが
防衛省への取材で分かった。騒音被害の軽減のために2007年春から、嘉手納基地から国内の自衛隊基地へ振り分けてきたF15の
訓練移転先に国外を加える構想だ。在日米軍の訓練の分散移転が進む中で、国外移転は初めて。
10年5月の日米の外務・防衛担当閣僚の共同声明に「嘉手納基地の騒音軽減」と「沖縄の訓練のグアムなど国外への移転」が
盛り込まれ、日米間で検討してきた。
今回の合意内容は、北沢俊美防衛相が31日夜に首相公邸で菅直人首相や関係閣僚に説明した。
一方、訓練移転に伴う経費は日本側が負担することとされ、3月末で期限切れとなる在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)の
根拠になっている特別協定を改定することで対応する。1月中に前原誠司外相とルース駐日米大使が特別協定の改定案に署名する予定。
菅内閣は通常国会に改定案を提出し、3月末までに承認を得たい考えだ。
合意されたのは、嘉手納基地所属のF15戦闘機部隊が沖縄周辺の訓練空域で連日実施している防空戦闘訓練の一部。
同時に、空自の戦闘機部隊もグアムに派遣して共同訓練を実施する計画という。
防衛省によると、訓練移転の具体的な時期や部隊の規模は日米間でさらに詰めるが、11年度から実施したいという。同省幹部は
「最大で、嘉手納基地にあるF15の2個飛行隊(計約50機)のうち1個飛行隊の訓練移転を目指したい」と話す。
嘉手納基地の騒音被害の軽減策としては、07年3月からF15の訓練の一部を、国内の六つの空自基地へ分散移転させ、
空自との共同訓練が実施されてきたが、効果は上がっていない。
国内外の他の米軍基地から嘉手納に飛来する航空機の数が多いことが原因となって、騒音被害が大きくなっているためだ。(土居貴輝、鶴岡正寛)
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嘉手納、県外訓練の日数や機数を拡大で大筋合意
2011年1月1日(土)03:19
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20110101-567-OYT1T00054.html 沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題に関連し、日米両政府が米軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)の
戦闘機訓練の県外移転の日数や、参加する米軍機数を拡大することで大筋合意したことが31日、明らかになった。
1月中にも政府と県による沖縄政策協議会の米軍基地負担軽減部会を開き仲井真弘多知事に報告する。
同基地の戦闘機訓練の県外移転は、2006年5月に合意した在日米軍再編のロードマップ(行程表)に記された。
航空自衛隊の千歳、三沢、百里、小松、築城、新田原の6基地を交代制で使用しており、米空軍F15戦闘機と
自衛隊機の共同訓練として実施している。
県外訓練は米軍機1〜5機が1〜7日程度訓練する「タイプ1」と、6〜12機が8〜14日程度訓練する「タイプ2」だけだったが、
参加機数を最大15機としたり、日数を最大3週間にしたりするタイプを追加する方向だ。政府はグアムへの移転も可能か、
米側に打診する構えだ。