[外交・防衛]日本の安全保障政策08[安保・在日米軍]

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148名無し三等兵
本来、日本列島は地形的に1万5千人級の戦略作戦単位の陸上戦力が最低13個必要
そして、本来であれば、上記の戦略単位の兵団のなかから機甲打撃が行えるように4つは改編する必要があるが、現状では1つのみ
本州には増強連隊規模程度の機械化教導部隊があるだけ

米軍来援という前提条件と、必要な陸自の人員不足分は来援までは国民に悲惨なほどの
犠牲を強いる遅滞防御を前提で補うしか選択肢が無いのが現状だわな

また四国や南西、小笠原方面にも最低1つの旅団級の戦術単位の部隊があることが求められるが、
特に小笠原方面は日米安保に甘えて、完全に無防備で済ましている。
外交関係は急激に変化するが、平時に陸上戦力を整えるには時間がかかる。
日米同盟も永久に続くものではないので、本来であれば小笠原方面にも部隊配備は必要なんだけどね。

そして、民主党政権による防衛大綱により
定数400両では、各師団に最低限の戦車大隊1つすら配備できなくなる。
火砲にいたっても、考えるだけで絶望的になる。

空自と海自は施設に依存しており、旧軍的に言うところの流動戦力であり、地形・面積による防護もなく突発的な戦力減少が発生しやすく、サボにも弱い。
投射火器は、あるだけで直接的な抑止力を見せ付けるので、傍目にはそれだけ配備していれば、地上戦力を削減できそうであるが、
SAMやSSMを配備しても、テロやゲリラなど、それさえなんとかして、漁船等の擬装で上陸させすればという希望を消し去ることはできない。
陸海空、そして火力・人員・機械化装備、バランスよく配備することが抑止力構築のためには大切。

特に戦車は、離島防御でも数両配備されているだけで、敵に軽装甲の水陸両用車両だけでなく、
侵攻時に多大な輸送コスト負担を強いるMBT輸送をさせることになるので、これだけでも侵攻抑止に繋がる。
逆に、戦車がなければ、特殊部隊や軽装甲の水陸両用車両の上陸だけで、離島を守る軽歩兵を簡単に駆逐可能になる。
南西重視であれば、戦車の定数はむしろ増やすべきだったな。