IHI石戸本部長、FXエンジンの国産化を切望
次世代戦闘機エンジン研究に積極参画の意向
http://www.jwing.com/w-daily/bn2010/1203.htm IHIの石戸利典常務執行役員航空宇宙事業本部長は1日、防衛分野の当面の課題として、
「次期戦闘機(F-X)の早期立ち上げとF-X搭載エンジンのライセンス国産を切望する」と述べた。
F-X候補とされる戦闘機の搭載エンジンは、F-35がプラット&ホイットニーのF135、
F/A-18E/FがGEのF404、ユーロファイターがユーロジェットのEJ200で、
石戸本部長によると「いずれも技術的には十分製造が可能」という。ライセンス生産の実現までには機体同様、
様々な困難が予想され、企業同士の交渉に至るまでには政府間の合意が必要となるが、
機種決定後なるべく早く民間同士の接触が認められることを望んでいるという。