政府が隠していた情報の流出では今回と「ペンタゴン・ペーパーズ」が似ている。ペンタゴン・ペーパーズは
ベトナム戦争に関する報告書で、この中ではベトナム戦争泥沼化の過程に対する情報隠蔽等も含めた詳細に
ついて分析がなされている。
この報告書は非公開であったが、編纂者の一部がNYTの記者へコピーを手渡し、1971年に大々的に報道される
こととなる。米政府は記事の差し止め請求から果て情報流出者の国家反逆罪適用示唆まであらゆる妨害工作を
行ったが、国民の力で最終的には敗北している。
この件で流出を行ったダニエル・エルズバーグらは「正々堂々」と「法に基づき」、「司法の場で全てを
明らかにする」事で国民の支持を得、国民はそれを支持する事で勝利を手にした。今回の件日本の
「ペンタゴン・ペーパーズ」だと言える。米国民に出来て日本国民に出来ないわけがない。
FumiHawk氏が考える『海保職員を守る為の抗議先』とその理由
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