南雲忠一中将を再評価するスレ(乎)

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683GF長官
>>682の続き

ご覧の通り、往復に成功したのは、伊8潜ただ一隻のみ。

しかし、伊30潜と伊29潜も惜しいところまでは行っている。復路シンガポールまでは
到着しているのです。
ちなみに第四次の伊29潜水艦長は、あのワスプ撃沈で名を馳せた木梨鷹一中佐で、
彼らが持ち帰ったMe163とMe262の設計資料は、一部シンガポールから空輸され、
後の「秋水」「橘花」の開発に貢献した。

この遣独潜水艦作戦を語る時、必ず出て来るのが「ローリング・フォーティーズ」
「吠える40度」という意味で、アフリカ喜望峰沖の南緯40度付近は、常時台風の
ような強風が吹き荒れており、船の難所として知られている。

”可潜艦”であった当時の潜水艦にとって、浮上航行の際の大きな障害となります。