南雲忠一中将を再評価するスレ(乎)

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482GF長官
>>481の続き

各部隊は上陸には成功するも損害は大きく、2日間の死傷者は2万人を超えた。
これは硫黄島での米海兵隊の死傷者に匹敵します。
さらに海岸まで崖が迫る地形上、大部隊の行動には適さず、砂浜が狭いので
崖をくりぬいて野営地を確保するという有様だった。

当時はまだ上陸作戦の戦術が確立しておらず、上陸用舟艇すらなかったようで、
補給や増援は逐次投入にならざるを得ず、連合国軍はなかなか橋頭堡から
前進することが出来ない。

一方、エーゲ海で停泊中の連合国艦隊にも更なる悲劇が襲う。
5月13日、トルコ水雷艇ムアヴェネットの雷撃により英戦艦ゴライアスが沈没。
続いて、ジブラルタルを経由して地中海に侵入した独U−21が5月25日に
戦艦トライアンフ、2日後には戦艦マジェスティックを撃沈した。

機雷と魚雷の脅威をまざまざと見せつけられ、もはや海軍による支援砲撃は
望めない状況に陥ってしまった。