南雲忠一中将を再評価するスレ(乎)

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370GF長官
>>369の続き

それにしても、軽巡や駆逐艦は早くから「重油専焼缶+タービン機関」を採用し、
主力部隊より優速のはずでしたが、
(例)独駆逐艦の最高速力は、V29が36.3ノット、S33が34.2ノット
本来なら巡戦隊(23ノット)から遅れるなんてあり得ないはずなのに・・・

「若干のドイツ駆逐艦が速力を維持する能わざるに至り、両艦列間の後方に
落後したる」

「長涛及波浪の為、且寧ろ前続駆逐艦の艦尾水に妨げられて、大多数の
駆逐艦は24節時として26節に対する回転をなさざるべからざりき」(『北海海戦史』)

どうやら長涛(波長の長い波)や前続艦の艦尾波の影響で、実際の速力は
24〜26ノット止まりだったようです。