南雲忠一中将を再評価するスレ(乎)

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189GF長官
>>188の続き

陸用爆弾では用途に応じて信管も選択されますが、通常爆弾は丙信管(遅動0.2秒)
が用いられます。
同じ空母を攻撃するのでも、GP爆弾の0.01秒と比べると、大きな差がありますね。

「戦艦や重巡洋艦の弱点は、下甲板の弾火薬庫に砲弾が飛び込んで誘爆を引き起こす
ことである。あるいは魚雷で舷側や艦底に穴を開けられ、浸水することであった。
だから日本海軍の通常爆弾は、この艦底攻撃を強く意識して弾体を厚くこしらえ、しかも
0.2秒という長い遅動信管(丙信管)が付けられるようになっていた」

そもそも米海軍には航空爆弾で戦艦を沈めようという発想はなく、急降下爆撃の対象と
なるのは、敵主力部隊の前衛に出て来る空母や巡洋艦であった。そして、それらも撃沈
するためではなく、戦闘能力を奪うことに重点を置いていた。