イラクで市民殺害や拷問=ネットに米軍文書40万点超流出−中東衛星TVが特番
時事通信 10月23日(土)7時23分配信
【カイロ時事】中東の衛星テレビ局アルジャジーラは22日、内部告発を公開する民間ウェブサイト「ウィキリークス」
が入手した、イラク戦争に関する駐留米軍などの40万点以上の文書に基づく特別番組を放映した。この中で
同テレビは、米軍検問所で民間人数百人が殺害され、イラク政府公認で受刑者に対する拷問が続けられていた
などと報じた。
同テレビは「米軍の作戦に関する驚がくすべき新事実で、過去最大の米内部文書の流出事件」としており、改めて
反米感情が高まりそうだ。クリントン米国務長官は「米国や同盟国の兵士、民間人の命を危険にさらす」と文書内容
の暴露を非難した。
文書は2004年1月から09年12月までのもので、それによれば、民間人の死者数は発表された数より多く、北部
キルクークの検問所で75歳の男性が射殺されたことなどが隠ぺいされてきた。また、米政府はイラク側による拷問の
実態を把握しながら、駐留米軍に介入しないよう命じていたという。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101023-00000024-jij-int おやまあ。