管ですが対サポーター6割を確保しました

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551名無し三等兵
○本日の夕刻、日本記者クラブで行なわれたリチャード・アーミテージ氏の講演会にもぐりこむ。すでに記事になって
いるようですね。

●時事通信:日米関係を「中国が試す」=漁船衝突事件−アーミテージ氏
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010091501031
●毎日新聞::尖閣諸島沖:中国の強硬姿勢「試している」アーミテージ氏
ttp://mainichi.jp/select/world/europe/news/20100916k0000m030044000c.html
●日経新聞:アーミテージ氏「尖閣沖衝突で中国は試している」
ttp://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE3E7E2E69B8DE3E7E2EBE0E2E3E29494E3E2E2E2;at=ALL

○なるほどアメリカから見ていると、中国が南シナ海でやっていることを、今度は東シナ海で試している、という解釈に
なるのです。南沙・西沙諸島での中国の恫喝に対しては、ARF会議でクリントン国務長官が堂々と啖呵を切って、
東南アジア諸国が拍手喝采、という反応になった。そして今度は尖閣諸島でモーションをかけてみたところ、日本の
民主党代表選ではまったくスルーされてしまい、外務省や国交省が淡々と処理している。でも、その方がよっぽど
安心で、現にアーミテージ氏も「日本は正しい判断をし、過剰反応もしなかった」と評価している。つまり、「政治主導」
よりも「官僚依存」の方がよっぽど安心だ、というのが現状なわけでありまして。
○今日の質疑応答の中で、最後に司会役の高畑さん(産経新聞)が、「クリントン国務長官が、アジアの同盟国に
言及する際に、いつもの『日本、韓国、豪州・・・』という順序を変えて、『韓国、日本、豪州・・・』と呼んだことは、どんな
意味があるのか」と聞きました。これに対する答えがふるっていて、「そんなことを知っているアメリカ人は誰も居ない。
気にするアメリカ人も居ない。気にするのはHyper sensitiveな日本のメディアだけだ」――ここで大爆笑。
○それはそれとして、最近のゲーツ演説、クリントン演説などが示していることは、「アメリカは太平洋に戻ってくるぞ」
というメッセージでありますから、これは日本としてもちゃんと反応しなければなりません。ところが、日本国内が完全に
内向きになっていて、そういうことに気が回っていない。なんとも、残念なことであります。

ttp://tameike.net/comments.htm#new