なお、(韓国型)アレーナシステムについては現在開発中のため、時期的に量産型からの搭載
になる。恐らく国産パワーパックを搭載していない残りの試作車で試験をしているのではないか
と思われる。
韓国軍次期戦車K-2、ミサイル防御システムを装着[中央日報](2006.12.04)
ttp://article.joins.com/article/article.asp?ctg=10&Total_ID=2526035 2011年頃の実戦配置を目標に開発中の韓国軍次期戦車K-2(黒豹)に、「能動防護システム
(APS)」が装着される。このシステムは、敵陣から発射される対戦車ミサイル(ATGM)やロケット
推進手榴弾(RPG)等をレーダーで予め探知し、飛翔経路に榴弾などを撃ち、戦車に着弾する
前に爆破する方式だ。戦車の装甲を強化する「受動防護」から一歩進んだ、戦車用近接ミサ
イル防御システムだ。
軍の関係者は3日、「2011年まで441億ウォンを投じて、敵の対戦車ミサイルを空中で破壊する
システムを開発する」と明らかにした。K-2戦車を開発中の国防科学研究所(ADD)は、最近、防
衛事業庁と陸軍、開発業者などが参加した中で、該当システムの試験開発事業着手会議を持
ったことが伝えられた。
これと関連して、ADDは、ロシアのKBM社がT-72戦車に使用した能動防護システムである「ア
レーナ(ARENA)システム」の技術を主に応用することがわかった。軍関係者は、「難易度が高い
技術なので、韓国型が開発される場合、波及効果が相当ある」として、「ロシア側が提供する資
料を主に活用する」と話した。
KBM社の技術陣が何度か韓国を訪問して、ADD側と技術的な交流をしたことが伝えられた。