★★★牟田口中将を再評価す★★★

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492名無し三等兵
>>481
都合のいい部分だけを引用して原文とはほぼ百八十度意味を変えるとは、見下げ果てた奴だな。『コヒマ』の記述は、こうだ
「河辺は『ディマプールは第一五軍の作戦目標に入っていない』と即答してきた。牟田口はこれに対して、その意図を説明して抗議した
(中略)
一九九四年一月七日付で大本営が発した河辺中将宛の命令では
『参謀総長発。ビルマ方面軍は適時、前面の敵を破砕すべし。而してビルマ防衛を目的として、インパール付近及び北東インドを攻略し、該作戦地域を確保することを得る』
というものであって、その『地域』はどこまでなのか明記されていない。
漠然たる文字であり、どうとでも解釈できる。河辺をこれを厳密に解釈し、牟田口は自分の白昼夢にあわせて拡張解釈をした。
牟田口の方が、実際には正しかったのである。何といっても正しかったことに間違いないのだ。これがナポレオンの言った「機宜」というものであろうか。
佐藤がわずか一ヶ月の間に、ディマプールを占領しさえしていたら、英軍は懸崖に立たされていたであろう。しかし好機は去った」

……分かるか?
「好機は去った」と書かれている通り、スウィンソンの言う「わずか一ヶ月」のタイムリミットは、コヒマ戦が始まった時にはもう尽きていた
だからスウィンソンは、牟田口の構想を、「白昼夢」だったと言っているんだ
成功すれば素晴らしいが実現は不可能と馬鹿にしているんだよ

あと、「インパール攻略が十分可能だった」という見解が
「インパール以外に手を広げて、結果としてインパールも落とせなかった」
牟田口の擁護になると思うのか?