>>880 >119 :TFR ◆ItgMVQehA6 [sage] :04/12/07 20:18:31 ID:???
>>110
>ではガスト乗りきり性能について書いてみましょうか。
>>87では揚力傾斜(Clα)が翼幅に比例することから翼幅荷重を用いました。
>しかし、翼幅荷重が同じでも設計によって結構ガスト乗りきり性能(ライド性能)は違うので、ちゃんとやってみましょう。
>総重量をW、翼面積をSとしたとき
>Clα/(W/S)と言うパラメータが得られます。
>主翼後退状態のF−111ならばクリーン状態でも0.0032、F−15ならば0.0140です。F/A−18なら0.0186にもなります。
>この差がどのように現われるかと言えば、マッハ0.9で高度100mを飛ばすときに毎分何回の0.5G上下動を食らうかを測定すると
>F−111≒1回/分
>F−15≒16回/分
>F/A−18≒22回/分
>搭乗員がミッションを遂行できる限度は毎分13〜15回の0.5G上下動までとされますから、F−15やF/A−18で
>このミッションを(どこかの重要施設を壊しに行くのでしょうか)実施するには速度を下げないとなりません。
>F−111は(トーネードやSu−24も)音速超えても毎分13回にも達しません。
飛行速度落とすなり、ストライクパッケージ組んでワイルドウィーゼル等で敵防空組織が機能しないようにして
侵入高度を上げるなり悪条件を避けて計画するから振動による失敗が無いんだけど。