―0-○-0―プロペラ双発戦闘機・爆撃機 その6

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27名無し三等兵
>>23
一番効率がいいのは大径化。多翅化は翼端数が増える(翼端渦が増える)のであまり効率は良くない。この他にドイツが得意とした幅広化。
ブレードは飛行機設計の中でも最も困難な部類なので、大径化や幅広化するよりも多翅化は簡単。
クリアランスに余裕が無い小型機は大径化するにもすぐイッパイイッパイになってしまうので、多翅化した単発機は多い。
また、調速器のブレードハブ1基当たりに掛る力を弱められるので、設計が容易というメリットもある。
ドイツはブレード設計に自信があったのか知らんが、機首武装を生かす意味もあったのか三翅幅広ブレードを好んだね。
Bf109Kの幅広三翅とスピット14の五翅は小さな機体に如何に大馬力を吸収するプロペラを実現するかで、全く異なる方策を用いている点非常に興味深い。
後、コントラペラが同翅数のペラよりも効率がいいのかは知らない。後流が真直ぐになるからいいのか?カウンタートルク対策だと思っていたが。