風俗の“王道”が消える? 相次ぐソープ店摘発の謎 (提供:ZAKZAK(夕刊フジ)
ttp://news.livedoor.com/article/detail/4867237/ かつて“ウラ風俗”のメッカといわれた埼玉・西川口のソープランド店が売春防止法違反で摘発された。
ここ数年、埼玉県内では有名ソープ店3軒が摘発され、昨年は東京・吉原の老舗店も摘発を受けている。
風俗の“王道”といわれるソープ店の摘発に、業界関係者は戦々恐々だ。ソープ業界と警察の間に、一体何が起きているのか。
埼玉県内では2007年2月、15年ぶりに西川口のソープ店が摘発され、その後、大宮の高級店、熊谷の老舗店も相次いで摘発された。
東京都内でも昨年6月、創業50年の吉原の超有名店が摘発されている。
こうした動きは数年前から全国的に続いており、関西屈指のソープ街の滋賀・雄琴でも07年12月に、
人気店が家宅捜索を受け、店長とマネジャーが逮捕された。捜査関係者は次のように説明する。
「警察はこれまで、風俗営業禁止地域での風俗店摘発を優先してきましたが、それに一定のメドがついたため、
ソープランドの取り締まり強化を始めました。
合法店でも指定暴力団の資金源になっていることが多く、巨額脱税摘発の端緒となることもある。
摘発は風俗担当の生活安全課と暴力団担当の組織犯罪対策課が連携しています。今後も、関連の法律をフルに使って、摘発を続けていきます」
誤解している人も多いだろうが、ソープランドは法律上の店舗型性風俗特殊営業で、
浴場業としての要件も満たすため警察と保健所双方の管轄下にある。ソープ嬢は従業員ではなく、
店内の一室を借りてマッサージなどのサービスを提供する個人事業主という立場だ。
客との性行為は「自由恋愛」の範疇とされ、店側も「入浴料」と「サービス料」を別々に徴収するのが建前となっている。
埼玉では大宮、西川口、東京は吉原、近畿圏では滋賀・雄琴、神戸・福原、和歌山・ぶらくり丁以外のすべての地域が、
既得権営業店を除く店舗型風俗の営業禁止区域だが、許可された地域でも摘発は続いている。
全国からソープランドという営業形態が消える日がくるかもしれない。
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