南雲忠一中将を再評価するスレ(流)

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598GF長官
>>597の続き

またポーラに戻るにしても、オトラント海峡が封鎖されているのは間違いないだろう。
それに肝心のオーストリア艦隊がひきこもったままで、今ひとつ頼りにならない。

>>403にもありますが、オーストリア海軍は弩級戦艦フィリブス・ウニーティス級を
4隻保有していた。速力は20ノットと劣るものの、主砲は12インチ砲12門、なんと
三連装4基を前後に背負い式に並べた画期的な設計。
英地中海艦隊に対しても十分に対抗できる戦力です。現にチャーチルも「優越した
戦力」(>>537)と警戒していた通り。

なのに、オーストリアが英国に宣戦布告したのは8月23日(>>496
開戦後もアドリア海から出ることはなく、結局主力艦4隻(フィリブス・ウニーティス、
テゲトフ、プリンツ・オイゲン、シュツェントイストファン)のうち、
シュツェントイストファン→1918年6月9日、イタリア軍魚雷艇による雷撃を受け沈没
フィリブス・ウニーティス→1918年10月31日、同「人間魚雷」による爆薬で沈没

なんとも冴えない戦績ですねぇ。どうもドイツは同盟国に恵まれないようだな。