南雲忠一中将を再評価するスレ(流)

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509GF長官
>>498の続き

地中海における独海軍の立場は非常に弱いものです。
同盟国であるオーストリアの軍港を”間借り”する程度のことしか出来ない。

対する英海軍は、大西洋への出口であるジブラルタル、中央部の要衝マルタ島、
そしてスエズ運河の入り口ポートサイドをおさえ、十分な支援態勢が整っている。

スション提督が出港を急いだのもうなずけますね。
彼がまず行ったことは「補給」です。
腹が減っては戦さにならぬー作戦行動中の指揮官を悩ませることは、すでに
何度か確認していますが、更に厄介なことにはゲーベンは石炭専焼缶だった。
すなわち、補給すべき燃料は石炭なのです。

重油ならばバルブをひねるだけで良いですが、石炭の補給(載炭)は人力に
頼らなければならない。乗員総出で、炭塵にまみれ真っ黒になりながら甲板
から炭庫へ落としていく・・・重労働ですなぁ。