南雲忠一中将を再評価するスレ(流)

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335GF長官
>>334の続き

先の『北海海戦史』は、
「艦長・副長及び戦闘の試練を経たる部下乗員の優秀なる運用上の能力に帰すべき
ものなり」と讃えている。

具体的には、

「ドイツ巡洋戦艦の応急ぶりをみると、戦闘の一時休止期までに火災を鎮火させ、
満水した火薬庫を排水し、酸素切断機をもって戦闘に支障する屈曲した鉄板を
切断除去、切れた無線空中線を展張し、信号揚旗線をかけ直すなど、次の戦闘
まで狂気の如く働いたと言う。

軽巡や駆逐艦でもめちゃくちゃに撃ちまくられ、ザルのように穴だらけになっても
何とか帰投できたのは、適切な応急処置による」(『世界の艦船』1991年5月号)

船を沈没から救うには、艦自体の装備はもちろんですが、乗員の適切な行動が
重要だと分かりますね。