中東の軍事情勢 16

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165名無し三等兵
アメリカの作る物はあらゆる物が大胆で単純だが、
こういう戦争映画はとても細かく精密だ。
何に精密かというと、絶対に米国民に罪悪感を持たせないようにするという事。

例えば捕虜銃殺シーン。
「敵の標的になる」と言って清水を撃つシーンだが、
「捕虜殺害はやむをえなかった」と思わせる状況になっている。
更には、清水を撃った米兵の顔が暗闇で隠されている。
しかし、もう一方の米兵は、相方が撃とうとした時「おいおいマジかよ」というような
表情をし、顔がみえている。

あと、一見残虐シーンなど「日米お互い様」を思わせておいて、日本側を少し悪にするという方法もとる。
日本兵が火炎放射で焼かれ、米兵が刺し殺されるシーン。
日本兵のほうは、穴を覗きに行って焼かれた、いわば「偶然」だが、
米兵は「集団」の日本兵によってリンチされメッタ刺しにされる。

本当にアメリカ戦争映画のこういった細かさには驚く。