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981 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/05/30(日) 01:19:57 ID:ayme/uLL
奄美市・群島民大会　「復帰時のエネルギー結集を」
2010年5月30日 01:09

　５７年前、米軍占領下で勝ち取った日本復帰のエネルギーを結集しよう‐。
日米共同声明で米軍ヘリ部隊の訓練移転先に明記された鹿児島県・徳之島。
２９日の移転に反対する奄美群島民大会では復帰運動発祥の地、同県奄美市の名瀬小学校に集まった
島民たち約１５００人（主催者発表）が「徳之島を守る出発の日にしよう」と団結を訴えた。

　名瀬小は復帰の決起集会がたびたび行われ、島民９９・８％の署名で復帰を勝ち取ったゆかりの地。
この日は雨天のため会場は校庭から移ったが、予想を上回る島民たちが体育館を埋め尽くした。

　かつて島民の心を一つにした「日本復帰の歌」を全員で合唱。
「基地ゃ子孫のためにならん」。即興で奄美島唄も披露された。

　復帰運動の父、故・泉芳朗氏（伊仙町出身）の秘書だった奄美市名瀬の楠田豊春さん（８６）は
「奄美は過去苦難の歴史を乗り越えてきた。いま、徳之島が基地化にさらされている。
これは第２の復帰運動だ。団結の力で打ち破って」と後輩たちにエールを送った。

　主催した「徳之島への米軍基地移設に反対する奄美郡民会議」共同代表の大津幸夫さん（７７）は
「奄美群島の官民が一体となり、島ぐるみで徳之島を守る出発の日にしたい」とあいさつ。
高校生代表の大島高２年、城村佳世さん（１６）が「人ごとにせず一緒に行動しよう。奄美が大好き。
その一点だけで基地には反対です」と訴えると、会場から割れんばかりの拍手が起こった。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/175030