赤松農水相、口蹄疫で辞任否定 自民、不信任案提出へ
朝日新聞 2010年5月20日20時10分
赤松広隆農林水産相は20日の衆院決算行政監視委員会で
「誠心誠意、大臣としての職務を全うしていこうと思う」
と述べ、口蹄疫の被害拡大による引責辞任を否定した。
自民党はこれを受け、今国会に農水相不信任決議案を提出する方針を固めた。
赤松氏は、野党が被害対応の遅れにつながったと批判する4〜5月の連休中の自らの外遊について
「大臣への連絡は24時間取れる体制になっている。 私より優秀かもしれない副大臣や政務官が残り、
同じ認識でことを進めている」と説明。
「大臣として考えられるすべてのことをきちっとやりきってきた」と語った。自民党の阿部俊子氏への答弁。
赤松氏は同日の衆院本会議でも「しっかり対応している」と主張。
自民党の江藤拓氏は質問で地元宮崎県の窮状を訴え、民主党のスローガンにからめて
「何が『国民の生活が第一』だ。自分の身が一番じゃないか」と述べた。
http://www.asahi.com/politics/update/0520/TKY201005200422.html