練習機統合スレ2

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648名無し三等兵
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インド空軍のピラタスPC-7練習機75機の導入計画は内閣安全保障委員会(CCS)の承認を得られず
ttp://idrw.org/?p=6618#more-6618
これでPC-7の導入計画は8ヶ月に渡って停止状態を余儀なくされている。

問題としては、機首選定プロセスに関する入札参加企業(韓KAI、米ホーカー・ビーチク
ラフト)の抗議、ピラタス社からのインドへの技術移転にかかる経費が明確になっていな
いことへの不満などが存在するとのこと。

インド空軍では、初等練習機として使用してきたHPT-32が2009年以降安全上の問題か
ら飛行停止状態にあるため、初等練習機に対する緊急の需要が存在する。

現在、キランMk1 ジェット練習機を初等練習機として運用しているが、機数不足などの
問題からパイロット候補生の訓練時間は元の三分の一に減少している。
649名無し三等兵:2012/01/30(月) 18:46:33.04 ID:???
インド空軍の練習機体系の問題
ttp://idrw.org/?p=6579
インド空軍では、初等練習機としてHPT-32、中等練習機としてキランMk2、高等訓練
機としては部隊の複座戦闘機を使用していた。

しかし、2009年に発生したHPT-32の事故が原因となり、全てのHPT-32に飛行禁止措
置が採られることになった。HPT-32の後継としてはスイスのPC-7が導入されることに
なっており、さらにインド国産のHIT-40ターボプロップ練習機が開発中。

中等練習機としては現在インド国産のキラン練習機が使用されてる。後継機としてIJT
-36が開発中であるが、エンジンの選定に時間を要しさらにスピン回復の問題も発生し
て開発が遅延しているが、漸く73機の発注と最初の生産機が製造される段階に達する。

インド空軍では第四世代戦闘機であるSu-30の導入を受けて、高等ジェット練習機(AJT)
の欠如が問題になった。しかし、この選定には20年以上の時間を要し、Su-30の導入か
ら10年を経て漸くホークMk132が導入された。国産AJTの開発も検討されたが、空軍で
は二機種のAJTを保有する意味が見出せないとして提案を拒否した。

近年、LIFT機(戦闘機導入訓練機)を使用する空軍が増えているが、インド空軍のホ
ークMk132やIJT-36は、LIFTとして運用する能力は有していない。

軍事評論家のRajesh Sharma 氏は、インド空軍の訓練スケジュールは混乱しており、
候補生は老朽化した飛行機で少ない時間しか訓練を受けられず、その結果、彼らが部
隊に配属された際に、転換訓練中に事故を起こす可能性が高まると指摘した。

現状の練習機体系
第一段階(HPT-32の運用中止後、キランMk1)→第二段階(キランMk2)→第三段階
(ホークMk132+キランMk2)

将来の練習機体系(可能性)
第一段階(PC-7+HIT-40)→第二段階(キランMk2を段階的にIJT-36に更新)→第三
段階(ホークMk132にLIFT能力を追加)→第四段階(LIFT機が調達される可能性が存在)