うーん。うまく纏まらないな。
うちらとしては、全員を浪人無しでいい所へ入れたいんです。
・大学側は、何十年も前から入試の合格ラインをかえてない名校
→教養で高校の数理は、軽く触れるだけでいい
・ゆとり教育に対応して、入試問題のレベルを引き下げた学校
→1-2回生次に、3-4回生次の専門分野学習に備えた旧高校学習分野の数理系をなぞる必要がある
一部理系では、ゆとり学習の影響が出てないのは前者の通りで(得点圏上位だからね)
多くの大学で困っているのは、後者の部分。
数少ない講義数(半期に12回。実質10回程度)の、何回かを食いつぶされると
専門となる重要な講義時間が、大きくとれない。
卒業生の専門性における価値が、減じないか。
それこにゆとり学習の問題があるわけです。
そんな基礎は高校でやってくれと言う大学と、それは範囲ではないと言う高校と。
ゆとり推進派には、大学の教養課程(の復習)で削られる基礎数理問題について、支障が出ないような改善策を
提示して欲しいわけです。
これは大学側からも要望があり、推薦入試では、この生徒はかく分野で復習しなくていいですね? と何度も問われます。
繰り返しますが、大学へそういった基礎を丸投げして、大学での高度な部分の学習過程を圧迫していいのか
これがゆとりの最大の問題でしょう。