転換期の安保2010:「常駐なき普天間」 首相「腹案」の見方浮上
◇施設返還せず、有事に米軍使用
ttp://mainichi.jp/select/world/news/20100408ddm002010052000c.html > 「腹案」発言から一夜明けた4月1日。外交問題に詳しい川上義博参院議員(民主党)の議員会館の事務所を
>一人の首相秘書官が訪れた。「首相の腹案を先生はご存じですか?」。秘書官でさえ首相の真意を測りかねて
>戸惑っている。
> 秘書官がこのタイミングで同氏を訪ねたのには理由がある。
> 3月17日午後、首相官邸。鳩山首相と面会した川上氏は「海兵隊はグアムに全面移転させる。名護市に造る
>代替基地などを空っぽにして自衛隊が管理し、有事になったら米軍に使わせる。オバマ大統領とその方針で
>直接交渉したらどうですか」と提案した。熱心に耳を傾ける様子に、川上氏は「首相は乗り気だ」と感じたが、
>同席した秘書官が「総理、話が進んでいる途中ですから」と遮り、面会は終わった。
> その後、首相の「腹案」発言をはさんで約2週間後の秘書官の来訪を、川上氏は「私の提案に首相が傾いて
>いないか、探りを入れに来たのだろう」と受け止めた。
> 「常駐なき安保」について、首相は3月23日の参院予算委員会で「一国の領土の中に他国の軍隊が居続ける
>ことは常識的ではない。夢に向かってどう歩むか議論するのは大いに意味がある」と強調。同時に、普天間の
>有事使用について「議論は当然ある。ゼロベースで議論している」と述べ、可能性を認めた。
> 国会答弁で「常駐なき安保」の熱弁を振るい、普天間問題で「県外」のトーンを次第に強める首相に、周辺は
>「首相の『腹案』は、『常駐なき普天間』ではないか」と注目する。
_, ._
(;゚ Д゚)