南雲忠一中将を再評価するスレ(利)

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230GF長官
>>227 これでおしまいかな。お疲れさまでした。
遅くなりましたが、6月4日に「敵信傍受した件」について『炎の海』にもありました。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/273

(以下引用)
こうなれば早く日が暮れたほうがよい。
「これで夕方まで敵に見つからなければしめたものだ」。千早大尉が言った。

あと20分もすれば日没というころ、タカタッター(対空戦闘ラッパ)
「総員配置につけ、対空戦闘!」
外に飛び出すと、甲板では兵隊がワイワイ騒いでいた。
「どこだ、どこだ」「あの雲の間から飛行機が見えた」「いや、あれは鳥だったよ」

白根大尉率いる戦闘機3機がすぐ飛び出して行った。
30分以上も待った。もう真っ暗になった頃、戦闘機は帰ってきた。
「はるかに敵機を見つけて追いかけましたが、雲に逃げ込んで見失いました」
「たしかに敵機か」。艦長は問いただした。
「敵機に間違いありません」。
231GF長官:2010/03/24(水) 21:41:30 ID:???
>>230の続き

しばらくすると、千早大尉が「おい、敵は今さかんに緊急無電を打っているぞ」
「なんと打っていますか」
「わかるものか、暗号だもの」
彼は今まで無電室に入って、これを聞いていたのだ。
「とうとう見つかってしまったか。昼間こっちが無電を打ったのがまずかったんだ」

私は、はるか西南方を進んでくる足の遅い輸送船団はどうしているかと心配だった
ので、山田大尉に聞いてみた。
「輸送船団はもう敵に見つかってしまったよ。B17が爆撃に来たそうだ」
「被害は?」
「一発も命中しなかったそうだ」
(引用終わり)

ご指摘の通りで、敵信傍受は淵田中佐の言う1510時ではなく、
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1263203379/252
零戦帰還後ということになりますね。

これが根拠となるかは微妙なところ。
>「とうとう見つかってしまったか。昼間こっちが無電を打ったのがまずかったんだ」
おそらく、6月3日の霧中変針時の無線封止解除と混同しているようですし。