民主党ですが民主党色が出せません

　小沢・鳩山・前原政権が「小泉政権よりもずっと冷酷な政権だ」との見方は政府内部では常識だという。

　この話は旧知の政府関係者（役人）と会って懇談したときに出た話だ。彼はこう言った。

　「日本航空はつぶす必要はなかった。いや、つぶしてはならなかった。日本航空を救うことはできた。小泉政権
のとき、産業再生機構をつくり経営困難になった企業をどんどんつぶして、よい部分だけを取り出して活かそうと
いう方針をとることになったが、つぶした企業の再生はむずかしい。事実うまくいっているところはない。企業は
生き物であり、生かしつづけなければならない。他社と合併させても生かすべきだ。つぶしてはいけない。それ
なのに小泉政権以来、どんどんつぶす方針になった。民主党政権になって、小泉政権の方針は踏襲された。
そしてもっとひどくなった。民主党政権のりーダーたちは、つぶすことばかり考えている。大変危険だ。日本航空は
助けることができたのに無理やり破綻させてしまった。これをやった政治家、官僚、経営者、学者は冷酷な人々だ」

　企業は生かさなければならない。つぶしての再生はうまくいかない。 ＪＡＬのようなことを繰り返してはならない。
トヨタに対しても、鳩山政権・前原国交相は冷たすぎる。猛省をうながしたい。

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