1 :
名無し三等兵:
ファンタジーよりミリタリー色強いよね
2 :
名無し三等兵:2010/02/24(水) 23:29:53 ID:+/3oZoyR
長すぎて挫折した
3 :
名無し三等兵:2010/02/24(水) 23:31:13 ID:???
小説はパイプ草のとこで一旦挫折するのがデフォ
4 :
名無し三等兵:2010/02/24(水) 23:36:18 ID:???
製鉄・鋳鉄は発明されている
火薬は発明されている
大砲は発明されていない
攻城兵器は発明されている
史実でいう11世紀くらいかな・・・?
5 :
名無し三等兵:2010/02/25(木) 00:34:04 ID:RuM8N+Nc
ファンタジーに戦争はつきものだろ
ミリタリー色強いとか馬鹿じゃね
思ったけど一日で大きな戦いが終わるってどうなのかね
勿論それまでに無数の小規模戦はあったんだけど
6 :
名無し三等兵:2010/02/25(木) 00:38:41 ID:???
象に類似した動物は
ハンニバルの象よりは役に立っている
7 :
名無し三等兵:2010/02/25(木) 00:45:20 ID:???
映画しか見てない人と原作しか知らない人とでは話が合いそうにない
8 :
名無し三等兵:2010/02/25(木) 14:46:15 ID:DsDilqQB
>>7 俺は映画しか見ていない。
確かホビットが指輪も持って旅するのはサウロンを一回倒してから
数百年後(1000年超えてたかな?)の話のはずだよね?
少なくとも前装式の銃くらいは開発されていても良いんじゃないの?
1000年以上たっていたとしたら戦車、航空機もいける。
9 :
名無し三等兵:2010/02/25(木) 15:14:03 ID:???
Good morning!
と挨拶したら感じ悪く絡まれた登場人物が作中にいてなかったか?
10 :
名無し三等兵:2010/02/25(木) 15:26:35 ID:???
>>6 ムマキルオリファントってやつか
上にトーチカみたいなののっけれるからちょっとした要塞だな
>>8 むしろ史実の紀元前5000年あたりの文明の進歩が遅い時代に
いろんなオーバーテクノロジーを持っていたと考えるんだ・・・
原作だと第4期って西暦の4万年前くらいの設定じゃなかったっけ?
11 :
名無し三等兵:2010/02/25(木) 15:34:18 ID:???
>>8 サウロンが倒された最後の同盟から、
ホビットが指輪持って旅するまでは3000年以上経ってる。
>>4で述べられているような技術は確かにあるが、
火薬や攻城兵器はオーバーテクノロジーに近く、
特に火薬は魔法の一種として扱われている。
相当な技術格差がある世界だと思ってもらえばいい。
製鉄技術の程度も似たような感じ。
さらに言うと、そもそもエルフを筆頭とした種族には卓越した技術力はあっても
「戦争兵器を発明しよう」という発想自体が最初から欠如しているって設定で、
そういうものを最初に発明して広げるのはオークなどサウロンの眷族なのだが、
オークは他種族はもちろん同族でも憎み合っていて意思疎通が困難。
この辺に一向に戦争関連の技術進歩がない一因があるっぽい。
12 :
名無し三等兵:2010/02/25(木) 15:48:29 ID:???
イメージ的に
人→もっとも強欲や種族と言われてるけど別にそこまで・・
そこそこ強欲で、それなりに正義感がある
エルフ→個人個人の能力は高いが他の種族に無関心
欲が無いかわりに「なにかをやってやろう!」という意思もない、数も少ない
ドワーフ→土方、強欲だが種族間の仲間意識が強いので
殺し合いとかはしないぽい
オーク→DQN、戦闘力高し
13 :
名無し三等兵:2010/02/25(木) 20:19:03 ID:???
エルフはもう第三紀の頃には新しい物を生み出す力(意欲?)はなかったっぽい。現状維持できればいいというか。
特にエルロンドやガラドリエルなんかは、指輪戦争の結果、敗れてサウロンが中つ国を支配しようが、勝利しても
中つ国からはエルフは西方に去っていくか中つ国で小さく卑小なものになっていくかのどちらかしかないのを予見していたし。
14 :
名無し三等兵:2010/02/25(木) 20:30:10 ID:???
確か、サルマンやガンダルフもガチで真価を発揮して戦えば、
タイマンでもサウロンに勝つことができるのだよな?
15 :
名無し三等兵:2010/02/25(木) 20:44:11 ID:???
勝てるかどうかは分からないけど、同じ階位だから、いい勝負にはなると思う。
16 :
名無し三等兵:2010/02/25(木) 21:10:02 ID:???
サルマンはマイアールの中で最強だったような。
17 :
名無し三等兵:2010/02/25(木) 21:30:41 ID:???
>>8 ファンタジー世界では文明は進歩しないんだよ。
魔法の力なんてのがあったら絶対それに甘えちゃうじゃん。
主人公が魔法の力を捨て去ることでファンタジー世界に終止符を打ち、それによって人間は
文明の進歩に向けての歩みを始めることが可能になるってのがこの映画の主題なわけで。
そりゃどうだろう?
原作者は悪の陣営を機械文明の悪い面という事で書いてなかったか。
19 :
名無し三等兵:2010/02/25(木) 23:04:43 ID:???
サウロンって昔どっかの陣営のNo2で、No1の人が
サルマンとかガンダルフの陣営にボコにされたから
舎弟のバルログと一緒に逃げてきたんだとおもう
第二期の話は読んでないからわからん
20 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 11:21:08 ID:???
メルコールだな(メチルじゃないぞ)
メルコールは最強のヴァラール(神)で初代冥王
サウロンはアウレって神のマイア(天使)だったのをスカウトされて冥王の腹心になったんだが
そのメルコールが倒されたのちに二代冥王を名乗ったんだな
実力でいえば強いといえば強いがヌメノールって人間の王国にも負けてるからねえ・・・
もっとも本人もそれを自覚して力の指輪をつくったりしてるが
基本的に指輪物語の世界じゃ魔法使いといっても杖なんかがないと実力を発揮できないし、
呪文ひとつで自由自在というよりサルマンのように火薬をつくったりオークを生み出したり
魔法の水晶玉を使ったりという風にマジックアイテムを通して魔力を使うことになってるんだな
だから単純な比較はちょっと難しい
21 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 11:30:22 ID:???
まあ指輪戦争のころだったら一番多くのマジックアイテムを持っていて使いこなせるのはサウロンだろう
人間とドワーフから奪い取った力の指輪に魔法の水晶玉のほかにも数多くの宝物があったようだ
それに加えてサウロンの力のほとんどが堕落させた人間やオークの支配に向けられていた
ガンダルフの力は単独でもサウロンに及ばないだろうし、
まして魔法の杖と剣だけで何万ものオークの群れと戦うなど論外だろう
22 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 11:37:35 ID:???
要するにスレイヤーズみたいに呪文ひとつで大爆発みたいなことはないんだな
まあバルログと相討ちになったが魔法使い単独の力だとその程度だろう
サウロンの力も本来はあれよりは強いといった程度
23 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 11:44:59 ID:???
じゃあローハンの砦防衛戦について語ろう
防御側がローハンの市民兵300人+エルフの精鋭100人で合計400人
一方攻撃側はウルクハイが1万
まあ負けるよね
24 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 12:52:37 ID:???
>>23 攻城戦でそのくらいの兵力差は普通でしょ。
しかも、ウルクハイの大部分を占める槍兵は、城壁の下でワーワーやってるだけで戦力として機能していない。
25 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 13:11:42 ID:???
しかし、この映画の戦いの舞台となった角笛城やミナス・ティリスってのは、
日本の城郭と比べると単純な造りだよな。
|空堀も水掘もない。跳ね橋もない。虎口門や馬出しもない。
製作者側に余り城砦に関する知識がなかったのかな。
26 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 14:29:46 ID:???
中つ国は降水量が少ないから堀とか水攻めとか水を使った戦術は発達してないのでは?
てきとうに言ったけど
27 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 14:50:33 ID:???
角笛城の戦いの時のローハン軍は千人以上いたはずだし、
アイゼンガルド軍はウルクハイのほかにオークと褐色人(サルマンと一緒にいた原始人みたいな連中)もいた
28 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 19:31:51 ID:???
>>25 ミナスティリスの東を南北に流れる大河沿いに防壁があり、
最盛期だったらそこが防衛ラインになってたと小説にあったと思う。
指輪戦争でも一応、守備兵は置いてたが少なすぎてあっさり放棄されてた。
都を建設したとき、都の門前まで攻め込まれるのは想定外だったとかw
>製作者側に余り城砦に関する知識がなかったのかな。
ぶっちゃけるとそうかも
あと、モルドールの軍勢がミナスティリスを包囲した時、塹壕を掘っていたけど
これは、現実世界の世界大戦のイメージがあるのかなあ。
中世の攻城戦でも、攻め手側が塹壕掘って腰を据えることとかあったのだろうか。
29 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 19:32:02 ID:???
>>20 メルコールは唯の大蜘蛛に瀕死の重傷を負わされているし、
サウロンにいたっては唯の犬に完敗してしまっている。
それにイスタリ(サルマンやガンダルフなどの魔法使い)は、
神(エル・イルーヴァタールといって唯一神)より、
肉体の強度はエルフ未満で人間より上のレベルで、
魔法などの魔力はかなり制限されて中つ国に派遣されている。
つまり実際には
>>14のようになる。
>>22 以前、メルコール勢力を屈服させるためにヴァラール達が直々に中つ国に出兵したが、
その結果本気で戦ったために国土が荒廃し国一つが消滅するくらい結果になったため、
中つ国にイスタリを派遣する時は力を制限させることにしたため、
本来の魔力を使っていないだけだ。
30 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 19:39:51 ID:???
雪山で凍死しかかってやむなく枯れ枝に魔法で火をつけるときも
「ガンダルフここにありと喧伝してるようなものだ」とか言って
しぶしぶながら魔法使ってたよね。
31 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 19:47:35 ID:???
原作の角笛城の戦いだと、ローハン軍はセオデン王直属の騎士1000人と、元からいた守備兵
1000人(老兵や少年兵が混じってる)の合計2000人でまあ戦える戦力差
原作設定だと、ミナス・ティリスは本来首都オスギリアス(大河にかかる巨大な石橋とその両側に造られた巨大な都市)の
西の守りで、東の守り、つまり対モルドールの防衛線はミナス・イシルと黒門のはずだった
その後の衰退で黒門は放棄され、ミナス・イシルはモルドールに奪われ、オスギリアスは戦乱と疫病で
荒れ果ててミナス・ティルスに遷都することになった
ミナス・ティルスの最も外の城壁は物理的破壊がほぼ不可能な黒い石で造られ、いかなる攻城兵器でも
乗り越えられないほどの高さがある。城門も鋼鉄の柱と鉄の扉からできており、まともな手段では
突破できない。だから攻城戦は妖術で城門を破壊出来るアングマールの魔王の独壇場だった
他の連中は嫌がらせで投石機でゴンドール軍兵士の死体を投げ込むくらいしかやってない
32 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 19:53:59 ID:???
×ミナス・ティルス
○ミナス・ティリス
アホな間違いをしてしまった……
33 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 20:03:46 ID:???
エドラスみたいに丘を城壁で囲むのって朝鮮の城にわりと似てると思う
34 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 20:09:04 ID:???
35 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 20:19:31 ID:X9WGgzvS
36 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 21:10:23 ID:???
正直、今まで見た攻城戦シーンのある映画で「指輪物語」が一番よかった。
映画には通常版のほかにディレクターズ・カット版があって、ミナス・ティリス攻囲で
巨大な破城鎚を持ち出したオークたちが「グロンド!グロンド!」と歓呼の声をあげる
場面は最高だった。ピーター・ジャクソンはさすがにわかってるぜ。
ちなみに、このグロンドというのは初代冥王の武器である鉄槌の名前。
37 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 21:16:07 ID:???
今さらつっこむとこじゃないと思うけどアラゴルンとかの剣が頑丈すぎるよね。
オーク300人ぐらい殺しても刃こぼれ一つない。
エルフ族の作った特殊な鋼かなんかという設定?
38 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 21:42:07 ID:???
確かマンドリルというチート武器
>>37 んな事言ったら海皇記にだって二千年以上使い込まれてるはずなのに
刀身は減らず刃こぼれも無い日本刀なんてマジックアイテムが出てくるわけだし
しかしまあ、トリビアの日本刀VSマシンガンを見た外人たちの
コメントが矢鱈日本刀に同情的だったこと…
日本刀に限らず刀剣一般の類は武人の精神そのものだと
世界的に認識されてるんではないでしょうか。
40 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 21:53:44 ID:???
DVD売っちゃったからどの戦いかわからんだけど
人間の城の防衛側が外のオークに対して投石機をぶっとばしてたけど
防衛側がやってもあんまり意味なくね?
心理的効果ってやつかな。
41 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 22:03:10 ID:???
>>37 元々は太陽の第一紀か第二紀にあるドワーフによって造られたもの
そのドワーフは第一紀に伝説級の武器や防具を幾つかつくった名工で、
第一紀の特に優れた者たちは第三紀の水準からするととんでもないチートばかりなんでまあ何でもありかと
後にエルフの手も入ってるから魔法とかがかかっててもおかしくないし
42 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 23:19:30 ID:???
>>25 原作の角笛城には堤防と堀がある。人出不足で守備隊を置けなかったので無意味だったが…
ついでに城のすぐ際を囲むように渓流も流れてる。その水門が弱点になって火薬で城壁を崩されてしまったが…
ミナス・ティリスは、上で言われてるような防壁や、
七層を上る道が左右に行ったり来たり(これは映画でも描かれてる)してたりと、
比べてどうかは知らんが、一応色々趣向は凝らされてる。
>>37 6000年ぐらい前にドワーフの名工が作ったものを
エルフの名工の技術で再生しているからね。
素材云々というより、作り手の技術が凄過ぎるから刃こぼれしない。
43 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 23:39:44 ID:???
>>23 原作では、守備側は騎兵1000歩兵1000の約3000。
+終局になって歩兵1000人が援軍にきたのと、
あと谷間を埋め尽くすフオルンの森だが、これは逃走する敵を殲滅しただけ。
アイゼンガルドは、少なくとも1万以上、ウルクハイとオークと狼と褐色人の混成軍。
一応描写では、セオデン麾下の騎兵の突撃で敵軍の士気が削がれた所へ
思いがけない援軍が挟みうちにして、逃走する敵を森が殲滅…という形で勝利してる。
基本的にオークは形勢が悪くなった時の士気の低下が著しいから
数では勝っても気迫で負けてしまうことが多い。
44 :
名無し三等兵:2010/02/26(金) 23:42:03 ID:???
>>43 計算がおかしい。約3000じゃなくて2000だった。
45 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 07:13:20 ID:???
>>29 マイアールの力はヴァラールに遠く及ばないし怒りの戦いの時は数多くのマイアールが従軍している
それに第一あの時は双方共に桁外れに強力なマジックアイテムを大量につかっている
単独のマイアがろくなマジックアイテムなしでとなるとそこまでの力はでないはず
メルコールやサウロンが敗れたのは弱かったからじゃあない
総合力ではメルコールはヴァラール最強サウロンもマイアールの中でもトップクラスで間違いない
46 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 08:53:09 ID:???
>>45 >総合力ではメルコールはヴァラール最強
という割には、角笛聞いただけでびびって逃げ出してなかったか?www
47 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 10:22:44 ID:???
>>29 唯の大蜘蛛や唯の犬なんて出てきてませんが。
48 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 10:23:48 ID:???
>>29 つーかウンゴリアントはただの大蜘蛛じゃない
「アルダを取り巻く暗黒から来た」のだから、そもそもまともな生物ではありえない
ヴァラやマイアと近い存在か、もしくはそれとも全く異なった存在か。どちらにせよとんでもない怪物だ
その上モルゴスの力を分け与えられたり、二つの木や無数の財宝を喰らったりして
著しく力を増大させていたってのも考慮しないと
サウロンが負けたフアンも非常に強力な存在だ。ヴァラであるオロメの猟犬で、最も強力な狼と戦わない限り死なないという
運命を与えられていた。何千年も生き、全ての生物の言葉を解し、生涯に三度だけだが言葉を話し、
彼の視力と嗅覚から逃れられるものは存在せず、いかなる魔術も彼を止めることはできない
これのどこらへんが唯の犬なんだろうか?
49 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 11:07:30 ID:???
>>46 何の話?フィンゴルフィンの中つ国への到来の際の話なら、逃げたのはモルゴスの配下であって
本人はその時アングバンドにいたから逃げる以前の問題だし、
配下が逃げたのはトランペットよりもその時太陽が初めて昇ったからってのが大きいと思うが
50 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 13:30:52 ID:???
指輪物語で一番の謎はサウロンは何を思って二代目になろうとしたかだな
せっかく生きて逃げられたんだからそのまま足を洗って
美人のエルフの嫁さんでも貰っときゃよかったのにわざわざ豚面の怪物と一緒にならんでも
メルコールのほうはまだシルマリルがあったからわからんでもないが
ひょっとしてメルコールの腹心だったときの部下たちを見捨てられずやむにやまれずとかだろうか?
51 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 14:52:21 ID:???
以外と義理堅いw
52 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 19:16:08 ID:???
53 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 20:02:58 ID:6MqGo39F
ウンゴリアントってバルログに追っ払われたらしいな
54 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 20:14:34 ID:???
スターウォーズの戦いみたいだな。
強いからといって、戦いに勝つとは限らないところが特に。
余談だが、指輪物語で、
ミナスティリス攻防戦での戦象の描写は、
その描写を参考にしてスターウォーズのEP5でのホスの戦いの場面の
AT-ATが描かれた。
因みに指輪物語でのミナスティリス攻防戦での戦象の描写は、
スターウォーズのEP5のAT-ATの描写を参考にされて描かれたという
経緯が存在する。
55 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 20:19:02 ID:???
誤)因みに指輪物語でのミナスティリス攻防戦での戦象の描写は、
スターウォーズのEP5のAT-ATの描写を参考にされて描かれたという
経緯が存在する。
↓訂正
正)因みに指輪物語の映画版でのミナスティリス攻防戦での戦象の描写は、
スターウォーズのEP5のAT-ATの描写を参考にされて描かれたという
経緯が存在する。
56 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 20:31:13 ID:???
ワクワクしながらスレを開いたが専門的すぎてついていけなかったでござる
原作読まないと無理かー
57 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 20:48:34 ID:???
現在邦訳で手に入る小説版は何がありますでしょうか?
58 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 20:50:47 ID:???
一応指輪物語の小説は読んだけど
シルマリル物語も読まないといけないのか
挫折しそうだ
59 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 20:53:22 ID:???
今着た産業(死語)だが、よりによって今更ここに噛み付くとはあふぉだろ
とりあえず、
原作じゃ映画の炎のランナーが悪魔の所行(≒黒魔術)となってるな。
60 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 21:01:09 ID:???
炎のランナーってあの特攻オークのことかw
61 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 21:15:04 ID:???
>>60 そそ。
でも、原作を読む限り、あれは火薬のことだろ?っという描写になってるから映画の表現は間違いじゃあない。
62 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 21:26:48 ID:???
そもそも物理法則化学法則が違うんだから火薬と原理が同じかどうか不明だし
イモリの目、カエルの足指・・・・伝・史上初の起爆剤調合法(火薬の前身)
63 :
名無し三等兵:2010/02/27(土) 23:46:45 ID:???
火薬が普及してなかった頃は妖術扱いだったという
歴史的事実を踏まえた設定だよ。>サルマンの悪魔の火
「高度に発達した科学は魔法と見分けがつかない」by A・C・クラーク
トールキンの魔法の設定にはそういう背面が多分にある。
人間(現代人含む)には理解できないほど高度なエルフや魔法使いや冥王の技を
人間が大雑把に「魔法」と呼んでいるに過ぎない。
64 :
名無し三等兵:2010/02/28(日) 00:22:23 ID:???
>>45 少なくとも第一紀のマイアやヴァラはマジックアイテムに依存するような存在じゃないよ。
メルコールがウンゴリアントを籠絡したのも、オッセが海を荒れさせるのも、
ヴァラールが山脈を隆起させたりするのも、サウロンが変身するのも、
どれも何かの道具を使っているのではなくて彼ら自身の力だ。
アイヌアの軍勢が陸地を破壊するのも同様。
さらに言うと、第三紀でもグロールフィンデルは道具に頼らない自分自身の力として
幽界の自分の光でナズグルを撃退するような「魔法」を見せているし、
ナズグルは呪文で剣や城門を破壊する「魔法」を見せたりもしてる。
サルマンは杖を折られてもなお、声で他者を支配する力は持ち続けていた。
マジックアイテムは、それがないと必ずしも魔法が発揮されないというほど重要なものじゃない。
65 :
名無し三等兵:2010/02/28(日) 00:48:14 ID:???
シルマリル読むとメルコールのどの辺が強いのかわからんよな
蜘蛛に殺されそうになったりエルフに殺されそうになったり
他のヴァラールと比べてもへたれな感じ
フアンは唯の犬じゃないだろ。マイアクラスの強さだぜ
66 :
名無し三等兵:2010/02/28(日) 01:02:36 ID:???
>>65 個人戦闘だとアレだが、
なんだかんだで他のヴァラール全員を敵に回して
割と対等に戦い続けているのだから、
やっぱ最強なのだろう。
67 :
名無し三等兵:2010/02/28(日) 01:23:52 ID:???
大体、メルコールは最強の力を持っていたとしても、
オークだの邪悪な部下達を作る過程で
自分自身の力をすり減らして弱体化してる。
68 :
名無し三等兵:2010/02/28(日) 10:12:09 ID:???
トムボンバディルが本気出せば勝てた
69 :
名無し三等兵:2010/02/28(日) 12:14:32 ID:???
>>68 ガンダルフが、彼は最後まで残るが結局は打ち倒される、といってるぜ。
映画で残念だったのは、デネソールの描き方と、オークの共食いの描写だな。
デネソールは頑なになってはいても威厳のある老執政だったはずだし、
オークにとってもオーク肉を食うのは歓迎されない行為のはずだが。
モルドールは不毛の大地なのにどうやってあんな大軍勢を養っているんだろうか。
南方のハラドや東夷から補給をうけているのか?
というか、「降伏を肯んじない東夷」って、絶対、日本人を念頭においてただろう。
70 :
名無し三等兵:2010/02/28(日) 12:35:16 ID:???
大鷲は最後の最後に美味しところを持っていくからアメリカ軍だな
71 :
名無し三等兵:2010/02/28(日) 12:52:15 ID:???
オーク=ドイツ
褐色人=日本
海賊=イタリア
72 :
名無し三等兵:2010/02/28(日) 16:02:34 ID:???
モルドールだって田畑はあるんだよ
73 :
名無し三等兵:2010/02/28(日) 16:26:00 ID:???
ナズグルは元は唯の人間なんだよな。
74 :
名無し三等兵:2010/02/28(日) 19:03:28 ID:???
>>5 オスギリアス攻防戦はとったりとられたりで、結局西側はゴンドール
東側はモルドールに分かれて何日も戦闘が続いてたみたいだよ
75 :
名無し三等兵:2010/02/28(日) 19:05:27 ID:???
>>69 ヌアネン湖のあたりに大規模な奴隷農場がある。
中つ国歴史地図では、岩の風化と灰の蓄積は
土壌を肥沃にして水の蒸発を防ぐのでもってこいだったのだろう
と考察されてる。
76 :
名無し三等兵:2010/02/28(日) 19:49:57 ID:???
>>70 そういえば五軍の戦いでも最後に颯爽と現れてたなw
77 :
名無し三等兵:2010/02/28(日) 20:34:57 ID:???
火薬で城壁を吹き飛ばすやつ、ベトナム戦争の時に北ベトナム軍の工兵もやってるんだね。
78 :
名無し三等兵:2010/02/28(日) 21:44:32 ID:???
歓迎しないのは倫理的にじゃなくただ単に不味いからだったと思うが
79 :
名無し三等兵:2010/03/01(月) 00:10:37 ID:???
ゴンドールはハラドリアンを味方につけるべきだったな
ムマキルの体当たりでアイゼンガルドも黒門も突破できたかもしれん
80 :
名無し三等兵:2010/03/01(月) 00:33:34 ID:???
>>69 原作が書かれた時には我が軍の玉砕伝説はいまだ生まれていなかったと思うが?
81 :
名無し三等兵:2010/03/01(月) 00:46:30 ID:???
>>69 最後に倒れるだろうと言ったのはエルフだったと思う。
しかし、シルマリルリオンは草案をまとめた話だけに、指輪とつじつま
があわなかったりするところもあるね。
82 :
名無し三等兵:2010/03/01(月) 00:58:55 ID:???
誇り高きハラドが何が悲しくて侵略者で虐殺者のゴンドールに味方せにゃならんのだ?
ミナスティリスよりも南の地を全て引き渡し以後一切ハラドに反逆せず忠節を尽くすと誓言するなら話は別だが
83 :
名無し三等兵:2010/03/01(月) 01:36:56 ID:???
そんな話は無理だろ、トールキンはすげえ白人主義者で
東洋人や黒人をオークの親戚くらいにしか見てないからな
84 :
名無し三等兵:2010/03/01(月) 11:48:09 ID:???
85 :
名無し三等兵:2010/03/01(月) 12:10:26 ID:???
>>83 よく言われる話だが、原作にはファラミア隊にやれらたハラド人を見て
「この人の故郷にも家族があったのだろうか…
無理矢理戦争に駆り出されて異国で死んだのだろうか…」
とサムが物思いにふける場面があるし、
シルマリルには最後までエルフに忠義を誓った東夷の一族が出てくる。
86 :
名無し三等兵:2010/03/03(水) 21:36:21 ID:???
話は別だがサウロンが滅びてめでたづくめで終わりのようだがほんとかね?
ゴンドール軍わずかに六千に対しサウロン軍は十万以上
そのうちのどれだけが東夷やハラドかは不明だがそれぞれ二万としても各三倍、三万なら五倍だ
つまり元の人口で東夷やハラドが圧倒してると考えていい
エルフも魔法使いもいなくなったし東方にティムールかアッティラみたいなのがでたらどうするんだ?
原作じゃサウロンの口の死亡も確認されてないし浮かれていて本当に大丈夫なのかね?
87 :
名無し三等兵:2010/03/03(水) 22:33:34 ID:???
>>86 別にあれで全部めでたしなわけはない。
後世によりよい世を残すために死力を尽くした人々(フロドやエルフやガンダルフら)が去った後、
その役目は次の世代(サムやアラゴルンやさらに次の世代)が受け継いでいかなければならない、
ってのが小説のテーマの一つだから。
実際、サウロンはモルゴスの無数の置き土産の一つに過ぎないと明言されてる。
そのうちまた問題が起こったら、それはその時代の人間がまた対処していくだけのこと。
88 :
名無し三等兵:2010/03/03(水) 22:36:40 ID:???
とりあえず、強力なサウロンの眷族は彼に大きく依拠していて同時に滅びたから、
エルフや魔法使いが出張らなければならないような敵はもう残っていない。
89 :
名無し三等兵:2010/03/04(木) 03:21:33 ID:???
一応アラゴルンの治世ではハラドとゴンドールは講和していたはず。
90 :
名無し三等兵:2010/03/04(木) 04:35:41 ID:???
ゴンドールからローハンへの狼煙伝達シーンは、映画じゃ大袈裟に描かれていたけど
原作じゃ街道沿いの狼煙塔使ってるんだよな
普通に考えりゃあんな高山病になりそうな山に常駐しないわな
91 :
名無し三等兵:2010/03/04(木) 16:59:13 ID:???
>>強力なサウロンの眷族は彼に大きく依拠していて同時に滅びた
ナズグル以外にサウロンと共に滅びたのっていたっけ?
オークやトロルや龍はモルゴスの眷属でサウロンとは無関係に存在しうるし、
サウロンの口も原作じゃ生死不明のはず
92 :
名無し三等兵:2010/03/04(木) 18:58:53 ID:???
サウロンとナズグルがいなければ烏合の衆、
次第に人間によって駆逐されていくだろ。
もはや竜を新しく生み出せる奴はいないし。
93 :
名無し三等兵:2010/03/04(木) 19:01:47 ID:???
纏め上げる指導者が居ないしな。
少なくとも各勢力を統合することはもう出来ないだろう。
94 :
名無し三等兵:2010/03/05(金) 00:12:53 ID:???
>>91 どんな方法かはわからんが、
生身で数千年生きてるような口が
サウロンが滅亡しても生きていけるとは
あまり思えない。
95 :
名無し三等兵:2010/03/05(金) 08:56:47 ID:???
サウロンの口が雇われたのは暗黒の塔が再建された時だから第三紀2951年ごろなんだが
>>生身で数千年生きてる
ソースキボン
96 :
名無し三等兵:2010/03/05(金) 09:01:48 ID:???
っつうか数千年前からサウロンを崇拝してる黒いヌメロール人の一族の一人ってだけだろ
サウロンの口その人が数千年前からいたわけじゃあない
で、一族というからにはこいつ以外にも大勢いるってことだろうし
黒いヌメロール人というからには実力もアラゴルンに匹敵してるはず
原作じゃなんだか小物臭が漂ってるけど
97 :
名無し三等兵:2010/03/05(金) 09:11:16 ID:???
ひょっとしたらナズグルの子孫かも知れんな
98 :
名無し三等兵:2010/03/05(金) 12:06:47 ID:jY47WK0l
ギムリとサムってどっちが強いの?
99 :
名無し三等兵:2010/03/05(金) 12:20:30 ID:???
サウロンの口は映画のSEEで出てきたが、とてもキモかった。
アラゴルンに瞬殺されてたが
アラゴルンの血統はエルフに保護されて最もヌメノール人の血を守ってきた一族。
黒きヌメノール人が彼らほど血統を守れているとはとても思えないが。
>>86 指輪物語はトールキンが構想していたサーガのほんの一部に過ぎないと言う話を聞いたことがあるんだが
結局トールキンが亡くなったせいで、ホビットの冒険とシルマリルと指輪物語しか出せなかったらしい
というか、原作ではゴラムが空腹になるとオークを倒して食べたとか書いてあって随分映画と違う
>>101 どういう文脈で書かれていたのを聞いたのかはわからんが、
多分その「トールキンが構想していたサーガ」というのはシルマリルのことだろうと思う。
全体的には「ホビットが書いた西境の赤表紙本という古い伝承資料を
トールキンが現代英語に翻訳したのが指輪物語やホビットの冒険やシルマリルの物語」
という設定になっていて、
中つ国というのはその伝承資料の中に出てくる神話時代の地球という設定。
だから、当然サウロン倒して全て終わりではなく、
その後も中つ国=地球の歴史は幾多の激動を経て現在まで続いている。
>>101 シルマリルリオンは未成の遺稿を整理して出版したものでしょう?
グロールフィンデルが死んでしまったりといった、指輪と整合しな
い話がでてきたりもしているし。
グロールフィンデルは生き返り組だから問題ない。
エルフは大罪を犯してないかぎりは死んでもそのうち生き返る。
無論、初期の構想と後期の構想では変更された設定は多数あるけどな。
>>104 そんな設定はないだろ?少なくともそのまま中つ国に戻ってきた
エルフはいないし、指輪の方では生き返りを示唆するような記述は
全くない。それに、生き返って戻ってくるなら、嘆きながらわざわざ
墓を作ったりはしないよ。
生き返り云々は、公表された「指輪」と未成の「シルマリル」の矛盾
を強引にこじつけただけだよ。実際、ファンの中でも「生き返り」「襲
名」と意見が割れるくらいだし。
フィンロドとミーリエルははっきり生き返ってるよ。
全てのエルフは死の苦痛を癒された後生き返ることが出来る。
だから永久にマンドスに留め置かれることが罰になる。
生き返るといっても生き続けることが出来ないほど肉体・魂に損傷を追うのはとてつもない苦痛なので、
マンドス行きになるのは悲しいことには変わり無い。
また、二度の死を経験してなお生き返りを選択するエルフもいない。
それは二回も死を経験してなお再び生を望めるほど
死の苦痛に耐えられる者がいないためだろうとされる。
これは教授が作った設定な。
グロールフィンデルはおそらくイスタリと共に戻ってきたのだろう。
>>106 シルマリルは未完成稿であり、あの設定のまま公表するつもり
だったかどうかすら不明なものだよ?
公表された完成稿である指輪と同列にこじつけるような性格の
ものじゃない。
ミナス・ティリス包囲戦について語りましょう
生前の罪が重いと生き帰りまでの期間がどんどん伸びるんだよな。
フェアノールとその子ども達は一番罪が重いから、
永久にマンドス留め置きの刑。
フィンウェは生き返ることが出来るが息子を憐れんで生き帰りを拒否。
フィンゴルフィンの一党も同族殺害・ヴァラールへの反逆罪があるので
なかなか生き返れない。
グロールフィンデルはフィンゴルフィンの一党だが、
同族殺害に関与せず、反逆罪も反逆する意志があったわけではなく
アマンを出る同族を心配して見捨てられなかったためとして減免、
早々に生き返ることが出来た、と。
シルマリルやUTやHoMEで教授が残した設定は
指輪物語の下敷きになってるから、完全拒否はありえないわ。
大体、ホビットや人間はエルフほど生きられないから
エルフの生き返りを見る事なんて不可能だし。
> シルマリルやUTやHoMEで教授が残した設定は
> 指輪物語の下敷きになってるから、完全拒否はありえないわ。
大筋はともかく、個々のエピソードに関しては、捨てた設定だった
可能性すらある。
少なくとも、著者が手を入れている途中、執筆中の原稿の下敷き
なんだから、絶対視するほうが誤りだよ。発表できる段階じゃな
い、不完全な原稿とご本人が判断していた内容なんだから。
ちょっと違うな。
トールキンはシルマリルの物語を出そうとしたけど、
「それは売れない」と止められて指輪物語を書いたんだし。
発表できる段階じゃないと本人が思って出さなかったわけではない。
その後発表できなかった設定集を纏めてるのがクリストファー教授。
トールキンが死ぬまで設定を弄くり回していたのは確かだが。
明らかにその後破棄されたと認められる設定
=あとから完全に前の設定を捨てている設定が登場している
じゃない限りは、トールキンの作った設定が
指輪物語の世界観だろ。
>>112 > =あとから完全に前の設定を捨てている設定が登場している
これは所詮主観でしかないから、人によって意見が割れるんだろ?
グロールフィンデルの話にしても、生き返りという人もいれば、別人
という人もいるわけだし。
私は、「指輪」にグロールフィンデルを出すことに決めた時点で、
「死なせる設定」は捨てたんだろうと思っているけどね。「指輪」に
あわせてホビットを改稿したように。
いずれにせよ、客観的事実は「シルマリルは完成した作品として
発表されることはなかった」ということだけだよ。
著者がどうするつもりだったのかというのは、推測でしかない。
まあ、そういった推測も楽しみのうちなんだけど。
解釈問題が出て初めて物語は学問としての文学として成り立つと言うが、おまいらも好きモノだなぁ…。
クリストファーはどう解釈してんのかね?生き返りの問題。
シルマリルは、クリストファ教授が最大限指輪とホビットとの整合性を考慮して編集しているから、
少なくとも「指輪とそぐわないから絶対視すべきじゃない云々」という批判は筋違い。
仮に最大限首尾一貫した物語がお望みなら、
まさしくそれに答えるためにあるのがシルマリル本編に他ならない。
本人が発表できないと判断云々だが、
遺稿を整理して出版するようクリストファ教授に頼んだのはその本人なわけで。
完全な「トールキンの最終意思」がお望みなら、中つ国の歴史シリーズでも参照すべきだが、
そうなると今度は指輪等の先行発表作品の内容と大幅にそぐわなくなるだけ。
シルマリル序文でもクリストファ教授が述べているが、
遺稿の設定の錯綜は、現実の「伝承」の錯綜した関係そのものに類似している。
生前から同一原稿の中で故意に矛盾をはらませてあるケースもままある。
トールキンの創作の原動力の一つが神話を作りたいというものだったというのも周知。
現実の神話伝説は、錯綜して矛盾した無数種類の説話が有機的に折り重なって分布しているものであって、
文献学は「絶対的に正しい筋」を取捨選択するのが仕事ではなく、
その錯綜した説話の互いの関連性を導き出すこと。そこでは基本的にどの資料も同等の価値がある。
クリストファ教授のシルマリルやHoMeでの遺稿の扱い方は、まさに文献学のそれに近い。
現行の「クリストファ編集版シルマリルの物語」は、
さながら現実に「マロリー編集版アーサー王伝説」や「スノッリ編集版北欧神話」があるように、
なんら教授の意思に反することではないし、同時に他の教授の著作と優劣をつけるような対象じゃあない。
要は受け取り手がどういう視点で伝説に取り組むか(どういう答えが欲しいのか)という問題だよ。
>>115 > 少なくとも「指輪とそぐわないから絶対視すべきじゃない云々」という批判は筋違い。
設定の矛盾の解消という点に関して言えば、指輪にあわせてわざわざホビットを
修正したということはどう考えている?
いずれにせよ、本人が納得できる形のものとして出したものと、遺稿を整理したものを
同列に扱うことはできないよ。著者自身であれば、整合性が取れていないところは捨
てることも出来るが、子息といえども遺稿そのものを書き換えることはできないからね。
だからこそ
> 遺稿の設定の錯綜は、現実の「伝承」の錯綜した関係そのものに類似している。
という書き方にならざるを得ないんだよ。子息に可能なのは、父上の意図を推測
して伝えることでしかないから。そこが、著者自身の改訂と決定的に違うところだよ。
あの世界はあくまでも著者自身の構想の中にあるものだし、子息は「創造者」じゃ
なく「伝える人」の立場に徹していたわけだからね。
>>113 少なくとも、トールキン自身が
「指輪のグロールフィンデルとシルマリルの彼は同一人でアマンから生き返ってきた」
という案の原稿を残しているのは事実。
第二に、あんたはシルマリルで両者が同一人物という設定になっているみたいに言っているが、
別にシルマリルにはそんなこと一言も書かれてない。
単にあんたが「シルマリルでは同一人設定になっている」と「それでは世界観にそぐわない」
という二重の仮定を勝手にしているだけ。
前者はその真偽は明言されていないのだから、これをもってシルマリルの正統性に
疑問をさしはさむ根拠にはできんよ。
>>116 トールキン自身が自作に対して「伝える人」という立場で取り組んでいたわけで、
「トールキン本人の意思」を問題にするのであれば、それ自体がトールキンの意思だろう。
上で述べたように文献学が想定するのは「絶対的な正しさ」ではなく「錯綜する資料の関連性」であって、
教授は自分の作品をそのように扱っていたし、子息も同様だし、
ファンからの手紙に対してもそのようなスタンスで返答していた。
「伝説として扱うこと」が本人の意思だよ。
だからわざわざ同一の案の中で複数の矛盾する話が「伝えられている」と記したりしているし、
遺稿の整理・出版を息子の手に委ねたりしている。
だからそもそも「こっちは本人の手だがこっちは子息の手なので優劣云々」
という見方をされること自体が、教授の意思ではない、と見るべきだと思う。
まー、もちつけおまいら。
漫画でも小説でも作者の後付け設定がそれまでの設定と矛盾するのはままあることだ。
トールキンもそうだったってことだろ。
>>117 >別にシルマリルにはそんなこと一言も書かれてない。
まあ、確かにそれはそのとおりだ。
黄色い髪が固有名詞的に通るような王家の中に、
海を渡ってきた「グロールフィンデル」が二人いたという
のも、有り得ない話ではないからね。
>>118 全てを作品世界の筋で解釈するかどうかという話だから、そこの部分は
これ以上続けても水掛け論にしかならないだろうね。
そもそも白黒つけたりするような話でもないし。
グロールフィンデルがゴンドリンで死んでいてもエルフは生き返る設定がある以上
裂け谷のグロールフィンデルとゴンドリンのグロールフィンデルが同一人物であることに
矛盾は生じないんだから
裂け谷にグロールフィンデルがいるからゴンドリンでの死は無かったことになった
という主張は明らかにおかしいだろ。
122 :
名無し三等兵:2010/03/06(土) 11:50:41 ID:RFp++x7D
しかしオーク共はあの民度でよく統率がとれるね
サウロンを恐れてるから大きい規模での行動はできると思うけど
小隊規模だと動きが乱れそうだな、ナズグルには「あの方」っていってたけどオークの指揮官に敬意を払わないし
>>122 サウロンの意志で統制されているからね。
オークに限らず、サウロンが指輪が滅びそうなのにビビって
全部そっちに意識を集中したら、国中が混乱したりする。
まあ実際それでも押収品の取り合いで国境要所が自滅するような体たらくだが…
ナズグルの「恐怖」は敵味方問わず有効だからな。
味方には支配力として機能し、敵に対しては戦意を削ぐ効果がある。
その代わり恐怖を無差別に振りまくので諜報なんかは出来ない。
>>122 だから「恐怖」とか「戦利品」とか直接的なもので統率するしかなかったんだよきっと
T&Tのバルログだったら話は楽なんだがな
映画しか見たこと無いけど1期のころにはあのバルログが1個連隊戦線に投入されたのか・・・
それでも決定打にならないとかヴァラール陣営強すぎだろ
>>91 サウロンの口って何のことかと思ったけど
DVD版の最後のほうで出てきた歯が汚いやつかw
なんかアメリカっぽくてかっこよかったけどな
ナズグルも元は唯の人間だろ?
幽鬼に変化しただけじゃないのか?
>>129 どういう趣旨で言ってるのかよくわからんが、
その「幽鬼」っちゅうのが恐ろしい存在なんだよ。
その場にいるだけで甚大な恐怖を巻き散らすのが幽鬼。
物理的攻撃ではダメージを与えられないし、剣で切りつけたら剣が朽ちて手が萎えるし、
近づいただけで人間は昏睡状態になってそのまま死んでしまう。
おまけにナズグルは九つの指輪の力を得た強大な王や妖術師だから、
元から高い指揮能力や魔力を持ってる。
魂が輝いている上のエルフぐらいじゃないと太刀打ちできないとすらガンダルフが言ってる。
二作目の篭城戦は戦略的には勝利でも、実質一晩で陥落してるのはあっけなさ杉だな
壁の上から投石攻撃は確認できたが、熱湯や煮えたぎった油を撒かないのは何か理由があったんだろうか?
単純に用意できなかっただけじゃね?
あと篭城するなら水も油も貴重品だ
熱湯より煮立った泥とかの方が怖いよね。
長年戦争してる国が籠城戦準備してないとも思えないから
単にビジュアル化すると危ないとかそんなんでは。
ナズグルは醜い獣を戦術的に運用していた
水自体はすぐそこを川が流れているので、
むしろ問題なのは燃料じゃないか。
仮にそういう攻撃をしていたとしても、
結局火薬で城壁破られただろうから
どっちにしろ形勢に大差はなかったんじゃないかと思うが。
あの城壁の高さだと上から熱湯撒いても
下の敵に掛かる頃には大したダメージにならなさそう。
>136
熱湯などは、城壁に取りいたハシゴの一番上の兵士に掛かればよいのです。
上の兵士が転落すれば下にいる奴も巻き添え。
油の方が冷めにくいし、温度により焼夷効果も期待できるから効果的かも。
石川五右衛門を油で釜茹で(釜揚げ?)にした時その途方もない贅沢さにみな腰をぬかしたそうだ
今で言えば麻原をドンペリで釜茹でにするようなもんだな
>>137 ハシゴの一番上の奴に熱湯ってのは効率悪すぎないか。
沸かすだけでも結構な手間なのに、
それを運んで構えてぶっかけて防げるのがハシゴ一脚を一回だけってのは。
熱湯や油が有効なのは密集した敵を一網打尽にできるからで、
ハシゴのような点の攻撃に対しては効果薄いだろう。
実際の戦史では焼けた砂を振りかけて、熱に耐えられず鎧を
脱いだところへ弓矢を射掛けるというのがあったそうですね。
…どうしても熱湯を使いたいのなら、熱湯は粘度が低く空中に散布
されると細かな飛沫になってあっという間に冷める傾向があるので
穀物とか澱粉系のものを加えて粘度を高めたお粥みたいな状態に
したものが有効かと思われます。
アンカラゴンがモルゴス陣営の歴代最強?
梯子登ってきた奴攻撃するなら
熱湯掛けるより槍で突いた方が早いし安全だし
効率的だと思う。
単純な戦力じゃアンカラゴン最強だろうな。馬鹿でかいし
ドラゴンてか怪獣レベルのでかさ
147 :
名無し三等兵:2010/03/10(水) 15:05:36 ID:x5lp8CgA
フロドが最初から鷲に乗って滅びの山の火口に直行したらダメなの?
>>147 指輪戦争ってのは諜報戦。
サウロンの敗因は、先にガンダルフに指輪を発見されてしまったこと、
ホビット庄の位置をまったく知らなかったこと、
エルフ側からゴクリの存在を隠そうと考えるあまりナズグル出撃を出し渋ってしまったこと、
パランティアでホビットと指輪の位置を撹乱されてしまったこと、
など全てが情報面での劣位。
一度でもサウロンが指輪の正確な位置と目的地を察知できていたら
指輪所持者は絶対に滅びの山までたどり着くことはできなかった。
鷲に乗って空飛ぶなどというのは「見つけてください」「指輪を捨てに行きます」
って宣言するようなもん。
そんなに広い世界でもないのに何千年も生きててホビット庄を知らないってのもかなり無理があるような
それに滅びの山に番兵が一人もいないっての変だ
まっ、たかがラノベに突っ込み入れるほうが野暮ってもんだししょうがないか
ホビット庄を知らなかったというわけじゃないと思うが。
単に、あちこちに住んでいる同類の中から、「指輪を持って行ったバギンズ」を
探すのが簡単でなかったというだけだろう。
それに、指輪を投げ込みにいった所はサウロンの王国のまさに中心部に位置
するところで、信用できな手下を置くような場所じゃない。周囲にはオークだの
の駐屯所がいくらでもあるが。
で、普段は一番の手下であるナズグルが見張っているわけだが、あの時には
全員戦争のほうに動員されていたわけだし、「まさか指輪を捨てにくるはずが
ない」という頭がある以上、あそこががら空きになるのはある意味仕方ないと
思うけどね。何か持ち出すものがあるような場所、常時警備が必要な場所で
はないんだから。
>>149 飛行ドラゴン達は一時はヴァラの軍勢をも押し返した
その中でも最大のアンカラゴンがモルゴス配下で最強じゃね?
グラウルングも相当強そう
>>151 オークの仲間割れもあったからな
その同士討ちが無かったら指輪破壊の任務は頓挫してた
フロド達が火口まで辿り着けるようにアラゴルン達が挙兵したんだぞ?
アラゴルン達の目的は、モルドール国内の兵力を自分たちに向けさせること。
だからフロド達は滅びの山の火口まで監視の目をかいくぐることが出来た。
サウロンはピピンがパランティアを覗いたお陰で、
一つの指輪はアラゴルンかガンダルフか
こいつらと一緒にいるホビットが持ってると思ってたからね。
サウロンの口は映画だと雑魚だったな
まあ原作でも小物ぽかったけど
グラウルングは頭もいいからな
>>150 サウロンが活発に活動していた第二紀当時、ホビットはまだホビット庄にいなかった。
ホビットがあそこに定住地を築いたのはサウロンが白の会議から隠れていた第三紀中ごろ。
そもそも、霧ふり山脈以西のエリアドールは古来エルフとドゥネダインの勢力が強く、
サウロンは蹂躙したことこそあれ、永続的な支配力を及ぼしたことのない地方。
またあの当時はヘンな種族がそこらじゅうにいたので
賢者ですらホビットのことを知らないか、聞いたor見たことはあっても無視していたとは
指輪序章で書かれている通り。
ビルボ以前には、ホビットは歴史の表舞台に一度も出てきたことがない種族。
>>151 終わらざりしにはナズグルの指輪捜索の過程が詳しく載っているが、
「なんとか庄」という単語しか情報がなかったので猛烈に苦労したことが書かれてる。
ビルボは有名人であるし、バギンズといえば第一が袋小路屋敷の持ち主だから、
位置がわかっていたなら現地で聞き込みすれば一発でバレる、
というか現に一発でバレてニアミスしている。
しかし翼竜たちを倒した飛ぶ船って相当強力な兵器だね
中間管理職に苦しむナズグル萌え
いるんだな、ファンタジー=ラノベだと思ってる奴
東野圭吾でも読んでて
オログ・ハイの軍団が第3紀最強
オログ=ハイは第3紀だけの存在だよな?
モルゴス軍にはいなかったといく事か
サルマンが作ったんじゃね?
しかし最強は死者の軍勢だろ
何しろ死なない・・・
原作では海賊を蹴散らすだけだったが、映画ではゴンドールまで来てくれた人たち
>>167 それはウルク=ハイだな
オログ=ハイは陽光を浴びても石化しないトロルだ
サウロンに造られたらしい
死者の軍勢はナズグルと同じく恐怖が強力なだけで
物理攻撃能力は殆ど無いと思う。
>>166 トロル兵がいなくてもモルゴス軍にはバルログ部隊やドラゴンがいたからなあ
バルログ部隊とか怖すぎ
実際相当の脅威だったろうなw一体でトロルの十倍強そう
打ち滅ぼしたエルフ軍凄すぎ
ウルク=ハイはオークよりも体格が良くて腕力もあるようだが
もともとのオークは人間と比較してどれくらい強いんだろうか?
>>174 体格は人間未満ドワーフ以上って感じか?
固体より無尽蔵な数の脅威のイメージがある
オークの環境適応能力と繁殖力は凄いらしいからな
オークはもともとメルコールの軍勢によって捕虜となったエルフだからな。
その捕虜となったエルフが拷問などされたために、
あのような醜悪なオークが出来上がったらしい。
178 :
名無し三等兵:2010/03/13(土) 20:42:59 ID:XSBsdvcY
オークで一番強いのってフロドのミスリルの胴衣をウルクハイと取り合いしたやつだな
ドロップキックが得意技のあいつだよ
恐れられたオークの精鋭部隊アングマリム
>>177 という風な事がエルフ達の間では信じられているが、
実際はモルゴスがエルの真似事をして作り出した
戦闘機械のような物。
エルフを凌ぐほど美しい物を作り出そうとしたが
出来上がったのは醜悪なオークで
モルゴスはよりいっそうエルフへの憎悪を増したという。
ドワーフは女も髭が生えていて分かりにくいそうだが、オークってメスいるの?
いないと繁殖出来ないのでは?
オークの目には美しいエルフがおぞましく見えるから人組とは逆の美的感覚を持ってるっぽい
オークのメスは醜ければ醜いほど美人扱いされるのかもな
184 :
183:2010/03/14(日) 18:02:29 ID:???
※訂正
人間とは逆の美的感覚を持ってるっぽい
オークって泥の中から沸いてくるんじゃないの!?
>>185 映画のウルク=ハイは掘り起こされてたな
原作だと人間とオークの交配したような事しか言われてなかったけど
>185
映画のあれは新種(ウルクハイ)を「サルマンが作った」ことを示すための演出。
セミや甲虫が地中でサナギから成虫へ変態するように、
魔術処理を施した従来のオークがウルクハイに変化する間、
地中に埋めておいたってところではなかろうか。
映画じゃ半オークって言葉が出てこなかったな
原作ではモルドールの大きなオークがウルク=ハイ?
映画の王の帰還のオログ=ハイの武装はかっこいい
トロルをかっこいいと思ったのは初めてだ
トロルが鎧とかで装備してる画はゲームでもあまり無いからな
でもオログ=ハイ達はサウロンが消滅してから日光を浴びて石化してしまったんだろうな
スマウグがいればミナス・ティリスは陥落してた
>>188 原作でもサルマンの半オークがウルク=ハイって自称してるな。
ウルク=ハイってのは暗黒語で大きなオークって意味だから、
人間との混合である半オークは図体がでかいだろうし、
サウロン直属の強力なオークも図体がでかいんだろう。
実際、太陽光に耐性がある大柄な新種オークは
サウロン勢サルマン勢どちらにも確認されてる。
>>191 矢一本で死ぬようなスマウグがどこまでやれたか…
>>193 ビルボの抜け目ない観察力を伝言したツグミの言葉がわかるバルドが
その腕前と黒い矢の力と町の崩壊の中で射る場所を確保できた好機という、
何重にも幸運が重なったから殺せたのであって、
一つでも欠けていたらスマウグは無敵だったろ。
上空を高速で飛びまわるスマウグの胸の穴一点を突くのが
どれだけ難しいか想像してみな。(それ以前にその情報をどっかから得なきゃいけない)
スマウグはゴンドールまで来ないだろ
別の戦いには参加するだろうけど
>>192 映画のモルドール軍には半オークはいないようだったな
サルマン軍にいた長髪連中
オークとの交配に利用された褐色人憐れ
逆じゃね?
褐色人との交配に利用されたオーク憐れ
褐色人て何者だ?
蛮族?
>>200 単純にあの辺の先住民。
ブリー村や死者の軍勢の人間とかもその近縁。
ローハンの地がロヒアリムに移譲されて以降
民族関係で対立して仲が悪かったのを、
サルマンが扇動して動員した。
ちなみにヘルム峡谷というのは以前王宮が褐色人に占領されて
当時のローハン王ヘルムが籠城して抵抗した事に因む名前。
グリマは褐色人
>>194 それを言うなら、指輪戦争にはレゴラスみたいな、視力と弓の腕前が抜群な
エルフの兵士もいるんだぜ。魔法だってお手の物だし。
魔法がお手の物ってどういう意味?
そんなに軽々しく魔法使ってたっけ?
魔法がかかった武器はエルフが作ったものだという意味
>>203 レゴラスとかに殺せる見込みがあるならば、
何百年もスマウグを放置しておいて
殺されてから初めて漁夫の利で兵を挙げるような回りくどい真似を、
エレボールの財宝を欲しがっていたスランドゥイルがするわけはない。
というか、視力と弓の腕と魔法があるだけでスマウグが殺せるなら、
そもそもガンダルフはトーリンとビルボを半ばペテンにかけてまで
少数隠密行動を強行させる必要性は薄かったはずだろう。
ガンダルフがスマウグ討伐に協力したのはそのエルフの兵士が居る
ロリアンや裂け谷を壊滅させられないようにするためだぞ?
軍勢でも無理、弓の腕があるだけでも無理、ましてやスマウグが弱かったのではなく、
殺せたのはただ運が良かったからに過ぎないというのが
>>194で言いたかったこと。
まあこの「幸運」というのは、軽々しい意味ではなくて、
ガンダルフがフロドに語ったようなめぐり合わせの「宿命」
みたいな意味だが。
こういうハタから見たら「すごい偶然」にしか思えないような結末を、
あらかじめ予見して布石を打っておいて実現させてしまうというのが、
ガンダルフらが使う本物の「魔法」。
ぶっちゃけスマウグも指輪もゴクリも死霊占い師も
全部トールキンの後付けですけどね
あ? 何勝手に話題変えてんの?
わかりやすい逆ギレの例だな
>>208 それでも辻褄合わせられてんだから大したモンだろ。
指輪とゴクリの辺りは後から修正したが、
それも赤表紙本の異伝という形で処理されてる。
死人占い師は最初から何となく考えてたっぽいけどな
J・R・R・トールキン・・・
こんな設定厨見たことねぇ・・・
こいつはマジで設定厨の中の設定厨だぜ・・・!
わざわざ言語まで創作してるからな
一歩まちがえれば精神病院に入ってるレベル
教授って肩書きがなかったら、ただの妄想癖のあるおっさんと思われてたかもw
ここまで緻密に設定されてたら、教授の肩書きなくても
やっぱり評価されるだろう…だいぶ後になってからだがw
ヘンリー・ダーガーみたいにならなくてよかった。
>>213 月の満ち欠けから風向きによる歩行進度まで計算してるからな。
文中の描写から地質学者が地質をある程度推測できるぐらいだし。
>>214 というかむしろ、自作の言語のために世界観(自作言語の歴史)を作った
というほうがただしい。
どうせ架空世界を構築するならこのぐらい徹底してやれというこった
最後アラゴルンが黒門に攻めていったときフロドが指輪捨ててなかったらどうすんだよ
1億総玉砕みたいなこと言ってたけど、指揮官としてどうかと思うよ
陽動なら全員でいくこたないだろ!
>>220 全員では行ってません。
それに、フロドが指輪を捨てられるように(フロド達を無事に滅びの山に行かせるために)
黒門に行ったんだから、あの時点では捨ててなくて当然。
>>220 西軍は総力でも黒門を落とすのが不可能なほど数の上で不利なのだから、
さらにあれ以上減らしたら、サウロンに本気で攻めてきていると信じさせるのが危うくなる。
そもそもフロドが失敗したらもう一巻の終わりなのだから手勢を温存する理由がない。
たとえ西軍があそこで全滅したとしても、フロドが任務を達成できさえすれば
中つ国全土がサウロンに席巻される最悪の事態は防ぐことができる。
西軍の黒門進撃は、徹頭徹尾そのためだけのもので、
もう玉砕とかどうするとかいうレベルの問題ではなく
フロドの成功だけが命綱の瀬戸際の戦いだったというのを忘れてはいけない。
>>220 とにかく相手が全力で出撃し国内を空にしてくれるように
しなきゃならんし、捨て終わるまでは敵をひきつけるため
にも全滅しちゃならん、という制約があるんだから、相当
の兵力を出さざるを得ないのは当然だろう。
当然、都やら各地の拠点を空にはできないから、そこに
それなりの守備兵はおいているけど。
フロドの行動に全てが掛かっていて、
色々あったけど結果的に成功したから
フロドは英雄として称えられるわけだな。
フロドは指輪捨ててないよな
ゴラムがフロドの指食い千切って勢い余って指輪と一緒に火口に落ちたから
結果的にフロドが使命達成しましたみたいになってるけど
で、実は僕指輪の誘惑に負けちゃったんだよねって告白してるのが赤表紙本
>>225 直接的にはそうだけど、
ゴクリが指輪と一緒に火口に落ちたのは
フロドがゴクリに情けをかけたり、
火口まで屈せずにたどり着いてこそだから、
全体的にはやっぱりフロドの達成。
そもそも「指輪を手にしたうえで捨てる」という行為が
可能な者はほとんどいないんじゃなかろうか。
トム・ボンバディルならできるだろうし、ガンダルフも
火中に投じて見せてはいたけど。
ガンダルフはちょっと見るために手を触れただけだから平気で暖炉に投げ込めたのであって
(暖炉の火では絶対溶けないという知識もあったし)、
もし正式な持ち手として受け取っていれば他の誰よりも捨てられなかったろうね。
捨てる以前に、多分ビルボ以上に自分が指輪を持っていることを隠匿しただろう。
指輪の所有権を自分の意志で手放すことが出来たのは
ビルボだけなんじゃなかったっけ。
>>229 正式な指輪保持者としてのサムワイズ殿を忘れちゃいけない
物語は、彼の帰宅にて〆られるのだから
指輪の力は増大していたとはいえ、
サムが持っていた期間は圧倒的に短かったからね。
それでも主人を守るという口実で手放すのを渋り始めている。
サムの自主的な手渡しを待たずにフロドが指輪をひったくったのは
二人にとって幸運だったのかもしれない。
サムが主人公でフロドが美少女なら、普通にラノベだな
それって軍事と何か関係あるの?
指輪物語の原作には女っ気が殆ど無い
ホビットの冒険に至っては皆無
だがそれがいい
だが、英国分が足りない
英国分?
海賊が仲間になってくれればいいのかね?
いかにも不味そうな料理か?
>>237 最近イギリス旅行に行った友人が言ってた
料理は不味くなかったとね
最近じゃ都市伝説の類と化しつつあるんじゃないの?
階層の高い処(金が高い=ではない)なら美味いところはある
それ以外はひたすら不味い
そういう意味でも英国は階級社会
イギリスは指輪戦争の頃には誕生してないからな
あの後ベオウルフとかの英雄神話時代が来る時に生まれた島なんだろう
グレンデルもモルゴスの産物なのだろうか?
>>241 トールキンの設定では、そういう事になってるかも
俺の設定でもそうなってる
お前の設定って何だよw
知らぬ
ログログ
トールキンの授業ってどんなだろう?
悪名高いほど喋り方が不鮮明なので生徒は苦労したが、
内容は面白いので皆必死で聞き取った、らしい。
エルフ語って発音記号だけでつくったのか?
>>247 高度に発達したファンタジーはSFと見分けがつかない。(逆もしかり)
実際、SFとファンタジーの境界の曖昧さはよく言われるしね。
架空世界を作るということは、その世界の物理法則を構築するということだから、
突き詰めれば当然SFめいてくる。
自然科学でこそないが、科学(言語学)が中心にある話であるし。
>>250 文字も創ってる
ルーン文字やオガム文字を参考にして
それぞれの言語別に
指輪世界の魔法って妖術と言うより超科学っぽい
>253
どんなところが?
鍛冶の技で魔法の品物を作り上げるってことなら、
むしろ、神話や伝説における普通の魔法のあり方だよ。
>>252 そーゆーいみじゃなくって
トールキンはエルフ語を自分で発音できたのかってことだよ
英語の発音も怪しい言語障害者が架空言語をつくろうとしたら発音記号に頼るしかないだろうってこと
というよりそもそも文字は言語とは全く関係ないだろ・・・まあ中には日本語のような不完全な奇形言語もあるが
完全な言語は文字を必要としないし大半の言語は事実文字を必要としない
>>255 もし
>>249を読んだだけで言語障害だったのだと決めつけているのなら、
あんたの読解力は相当歪んでるぞ。
言いたい内容が喋る速度に追いつかないから不明瞭になるだけで、
ましてや障害と言うほど重度でもない。
その証拠に文章でも同じ傾向があるし、思考があまり関係ない朗読とかは上手かった。
いきなり流暢な他国語を喋って周囲を驚かせたみたいな逸話もある。
だから当然発音できるし、架空言語に限らず発音にかけてもエキスパートだ。
あと
>>256もちょっと言っているが、
むしろ自前の文字がある言語のほうが少ないから(日本語含め世界の文字の多くは借用)
言語の発明と文字の有無はほとんど関係ない。
>>254 へえ
最近のゲームでしかファンタジーを知らなかったもんでね
映画だとフォースみたいに描かれてたけど原作の一つの指輪の力って抽象的だな
>>254 その神話伝説の魔法が
異文化やまだ一般的じゃなかった技術をモデルにしてる面があるから
超科学というのはあながち間違いじゃないけどね。
ガンダルフの焔ってマイアとしての力だっけ?
それとも何かの指輪だっけ?
>>262 マイアとしての力は封印されているし(というか元来は火ではなく夢のマイア)、
火の指輪の力は心を燃え立たせることであって攻撃のためじゃない。
作中で使っているのは、ほぼ全部エルフ語による呪文の力。
あともしかしたら花火も混じってるかもしれない。
炎や光の魔法は実は花火だった!?
魔法を行使するには色々道具が必要らしいから間違いではなかったりして
バルログって元は炎のマイアール?
水中の監視者
あれクラーケンだな
>>266 どうなのかね?
炎のヴァラのメルコールによって火の怪物にされたのか?
クトゥルフ系
ダゴン的な何かか
映画だがレゴラスの剣に乗って階段滑り降りながら弓乱れうちは死ぬ程笑った
274 :
名無し三等兵:2010/04/08(木) 20:28:30 ID:9yM0VfwS
剣じゃなくて盾じゃなかったっけ?
ゴンドールに出発する前にエオメルはエオウィンに戦いは男の物、
仲間が死んでも己を奮い立たせて戦えるか?
って問いかけてたのにエオウィンが死んだと勘違いして号泣してる描写はエオメルがバカみたいに見えたから要らない描写だったなぁ
そのエオウィンがいきなりアラゴルンからファラミアにあっさり乗り換えるのも誇り高いエオウィンらしくなくて
王の帰還のエクステンデッドエディションは微妙だったなぁ
映画の王の帰還で頭に弓矢を刺されたくらいで即死するじゅうに納得できん
それにエルフはじゅうを殺さないだろ
>エルフはじゅうを殺さないだろ
何この勝手な決めつけ。
ガンダルフが正義のヒーローみたいになってるけど
あれほど狡猾で打算的な魔法使いはいないよ
戦いである以上、たしかに打算的な面はあるが、
そう言うほど陰険じゃあないだろう。
むしろ後発の魔法使いは(映画版含め)
単に魔法や奇跡などの即物的な手段に訴えるだけで
あまりにも叡智に欠ける。
どっちかというと指輪をモルドールに送り込むとかはっきりいってバカなんじゃないだろうか
うまくいったから叡智とかいってるがはっきりいって神風頼みの日本軍とどこが違うんだか
だいたいオークの百匹も滅びの山にいたら不可能なのに・・・まあ所詮は小説だしどーでもいいけど
あれに比べりゃムッチーのほうが司令官としてはよほどまともに見える
「ほかのあらゆる方法を考慮に入れた後、それしかやむを得ぬとすることは、
偽りの望みに固執する者にはたとえ愚挙と見えようとも、
これは叡智のなすところじゃ」
他のどの方法よりも指輪をモルドール国内に持ち込んで消滅させるのが
一番状況打開できる可能性が望めたんだから仕方ない。
相手には寿命はないから弱るのを待つのは無理だし、
問題を先送りにすればますます人間は弱り冥王側が有利になっていく。
どうしようもなくなったらヴァラールの軍勢によってサウロン軍は滅ぼせるかもしれないが
その時はサウロンごとエリアドール消滅だな。
ヴァラールは中つ国の統治権を放棄したから
モルゴスにしたような方法で中つ国に干渉してくることは二度とないだろう。
イスタリが失敗したらそれで終了。
エルって放任主義だよな
時々明らかに原作読まないで腐してる人が来るのな。
今考えるとガンダルフって魔法使いというよりは賢者だよね。
ちなみにに白雪姫に登場する七人の小人はドワーフがモデルらしい。
ギムリが七人かぁ…ww
そもそも現実の歴史でも賢者と魔道師は似たようなもの。
>>287 ギムリは映画だと荒くれ男だけど原作では紳士
>>287 ドワーフがモデルも何も、そこの「小人」は元々dwarfの訳語だろ?
過疎ってんな
ドワーフたちやエルフたちの指輪戦争も見てみたかったな。ダインの壮絶な死様とか
膣いてえ
で?っていう
ドワーフは怒りっぽいってイメージは何からきたんだろ?
原作ギムリはそんな印象無いよな
キャラがいまいち弱いと判断されたのかな
映像作品はキャラメイクが難しいな
エルフの弓って、どのくらい射程があったんだろう?
現実世界のトルコの合成弓が、600m飛んだらしいから、
やっぱそのくらい飛ぶのだろうか?
エルフの弓矢は350ヤード、
レゴラスがロスロリアンでもらった弓矢は400ヤード
他、ヌメノール人の弓矢300ヤード
イシリエン野伏・ゴンドール兵の弓矢200ヤード
ロヒアリムの弓矢130ヤード
モリアオークの弓矢50ヤード
斧10ヤード
300
一キロ飛ぶとかすげえ
飛ぶのは凄いが、狙って当てられるエルフはもっと凄い。
303 :
298:2010/07/07(水) 23:21:32 ID:???
>>299 よく知ってるなぁ・・・すごい!ありがとうね!
やっぱエルフの弓って、射程でも優れてるんだね。
しかし、トールキン教授も、よくここまで詳細な設定を考えたものだw
うーん・・・
モルドールの軍勢って、古代ペルシアの諸兵科連合って感じでもないし、
古代ギリシアのファランクスでもないし、古代ローマのレギオでもないし、
バイキング歩兵でもないし、中世ヨーロッパの重騎兵でもないし、
モンゴルの軽騎兵でもないような気がするんだけど、
何なんだろう?
>>298 「LOTR / Weapons and Warfare」って本に載ってた
英語わからないけど、映画版の衣装装備とかが詳細に載ってて
眺めてるだけでも楽しい
どうせゲームデザイナーのたわ言だろ
弓の最大射程なんて射手の腕力と風次第でどうにでもなるし
有効射程ともなると敵の装甲次第
>>305 トールキン教授は軍事の専門家じゃないから
ただ最後の合戦にでてきたモルドール軍はオーク半オーク東夷ハラドその他の連合軍
言葉も共通じゃないし意思の疎通もかなり難しい
まあそこはサウロンの念力で何とでもなるからいいんだろうけど
まともな軍制なんて望むべくもない
309 :
298:2010/07/09(金) 01:21:25 ID:???
>>306 おお・・・本の名前までありがとね!
束教授じゃなくって、映画の設定の人が考えたのかな。
んでも、偉大な人類のヌメノール人と、ゴンドールの城兵と、
ロヒアリムの槍騎兵で、ちゃんと射程を変えているところが、
分っている感じがするねw
面白そうだから、オレも早速アマゾンで注文しちゃったよ。
>>305 人種差別は悪でも何でもないと欧米人が心から信じていた時代の英国人が想像する
アジアやアフリカの蛮族の軍隊がモルドールじゃねーの?
トールキンの言語能力ならヨーロッパ風でない名前を考えるなど容易いことだろうが
そこをあえてオークの名前に『グリシュナッハ』
あの時代の英国人のドイツ人への敵対心だよなこれ
バイエルン地方とかに探せばいるだろ『グリシュナッハ』
あえていうなら日本の武士団が一番近いかも
西洋の騎士団が武士団に勝てるとは思えないが
>>311 オークが使う言語も、キッチリと設定されているのだが
因みに、発音はゲルマン系とは似ても似つかない
帝政初期のローマン・レギオンと、同じ数のオークが戦ったらどっちが強い?
カエサルの軍団とガリア人みたいに、ローマン・レギオン圧勝?
>>315 相手がオークだけならレギオの方に分がありそうだが、
モルドールの軍勢は、オーク、狼、トロル、ナズグルの諸兵科連合だからな。
そもそも問いの立て方が間違っている。
>>311 大戦当時のトールキンはそういう無闇な敵意が
両国人の間にあるのを嘆く内容のことを書き残してる。
偏見の目で見るからそう思えるだけだ。
>>316 諸兵科連合の使い方が間違っている。
2〜3年、軍板で謙虚にROMしてろ。
ざっとスレを見たが、お前らが言ってること、軍板的には全てド素人だな。
指輪物語【ロードオブザリング】は知らんが、軍事的には読む価値もないクズ小説だということは分る。
ナズグルは飛行して襲撃してくる航空機のようなユニット。
つまりモルドール軍は空陸一体の攻勢をかけて来る諸兵科連合と言っても申し分ないのだ。
それが分からんアホは中二病丸出しww
九人しかいないナズグルは兵科というより、
戦術〜戦略兵器とかのほうが近い気がする。
サウロンがナズグル出し渋るあたりの事情は
完全に戦略的視点のそれだし。
モルドールの軍勢の、普段のいくさには、とてもではないが
貴重なナズグルを投入なんてできないだろうから、実際には、
古代ギリシアのようにファランクスも組めず、
古代ローマのように百人隊単位での俊敏な機動もできず、
騎兵にあたる兵科は、馬と比べて上下動が激しい狼に乗らざるを得ない、
かなり劣った軍勢ではなかったろうか?モルドール。
オークでも盾を連ねて隊形を維持して戦闘しているし
狼に乗っていたとしても、ちゃんと戦闘できていれば問題無いわけで。
オークは基本は士気も統率も低く同数相手には常に不利だが、
とにかく数が多いし、その上で冥王の意思で統制されていると決して侮れない。
ウルク=ハイは体格も大きく、士気も統率力も高い感じだし。
狼が恐いのは、馬より小回りが利いて、単体でも格闘ができることだろう。
馬は騎手を失ったらほとんど機能しないが、狼は独立行動ができる。
あいつら一応言葉を喋るぐらいの知能があるからね。
トロルが出てきた時点でローマ兵が逃亡して終わりだと思う
ポロスやピュロスの象と同じでそれは最初一回だけ一度だけじゃね?
象は避ければいいがトロルはあれでも知能があって狙ってくるからな。
第一、どう見ても動物じゃなくて巨人だし。
逃亡はしないとしても、どこをどうやれば傷つけられるのかもわからない
ような化け物だしね。普通の名刀くらいでは、切りつけても刃こぼれして
おしまいのようだし、最後の戦いのときでも、トロルの部隊は普通に力で
圧倒していたね。
ローマ兵は、百人隊長の命令の下、寄ってたかって、
トロルの顔をめがけてピルムを投げたり、
足をグラディウスで刺したり、背後に回り込んだりして、
最後は勝つんじゃないか?
子供の頃から聞かされているであろう神話の怪物同様の相手だよ?
第一、トロル単体で行動するはずもなく、周りには当然オークだのウルク・ハイだのが居るわけだが。
現代戦車あいてに刀剣で戦うようなもんで、踏み潰されておしまいだと
思うけどね。
ローマローマ言ってるのは同じ人かね。
オークやウルク・ハイは、ローマ兵がピルムを投げて、
オークたちが盾で受けて、盾にささったピルムの穂先が曲がって、
盾が使い物にならなくなって、ガリア人やゲルマン人のように裸同然になって、
ローマ兵が並べた盾の隙間からグラディウスを突き刺して、
ガリア人やゲルマン人のように総崩れになるんじゃないだろうか?
エルフやドワーフのミスリルは、チタン合金製の防具みたいなもんか。
>>329 トロルの種にもよるが、
エルフの名刀を力いっぱい刺してようやく深手を与えられるような奴には
現在の人間の作った投げ槍や剣じゃ効果薄いと思う。
まあ武器では無理でも落とし穴に誘いこんで
土石で生き埋めにするとかの方法でなら勝てるかもしれないが。
ナズグルの声には恐怖で心を凍りつかせる魔力があるから
オークはナズグルがいる限り逃げ出したりしない・・・というより逃げ出せないはず
ナズグルの声に逆らうぐらいなら死を選ぶだろう
ちなみに映画でよくある勘違いだがあの叫び声は翼竜のものじゃない
ナズグル自身の魔力がある声でエルフやヌメノール人ならともかく
普通の人間はあの声だけで恐慌状態になりまともに思考することすら不可能
そういや序盤の追撃シーンでも叫び声出てたな。
あれは確かに戦場で絶大な効果がありそう。
別に「声」が恐怖を起こすんじゃなくて、
存在自体にそういう効果がある。
おかげで隠密行動はサッパリ。
じゃ、テレビに出ると全国民が恐怖に震えるわけだ
「我が党に投票せよ。さもないと・・・キシャー」ってやるだけで勝てるのか
民主主義国だとあっという間に乗っ取られるな
>>335 トロルがみんな、そこまでHPやAPが高いとチートぽくね?
(そういう個体が映画の設定上いたのは確かだけど)
そういうトロルを100匹も集めりゃ、力の指輪使わなくても、
ゴンドールもロリアンも楽勝で落せちゃうっしょ。
>>336 >ナズグル自身の魔力がある声でエルフやヌメノール人ならともかく
小説で、フロドたちが出発したての頃、夜道でグロールフィンデルの一行に、
黒の乗り手から匿ってもらったけど、今にして思えば、
「単に怪しい悪者から匿ってあげた」どころじゃなかったんだな。
楽しげに歌ってたエルフの一行は、見えないところで臨戦態勢だったんじゃないだろうか。
>>340 本編でも、モリアでであったトロルにせよ戦場に出てきたトロルにせよ、
普通に切りつけても全く刃が立っていなかったよ。
ボロミアが切りつけたときにも、剣を取り落とすほどの衝撃で、剣には
刃こぼれができていたとなっているし。つらぬき丸や、ピピンの剣では
深手を負わせることができているけど。
>>340 少なくともロリアンは指輪で守られているから
単純に武力を投入するだけでは攻め落とせないし、
ゴンドールには一応ヌメノールの武具が残っている。
大河という天険もあるし。
そもそも普通のトロルは太陽光で石になってしまうので行軍が難しそうだし、
オログ=ハイはかなりサウロンの意思に依存してるっぽいから
そこから遠く離れたら活動自体できなくても不思議はない。
トロルの大部隊を編成して投入すること自体、大きな労力が必要なのだろう。
とりあえず熊人はチート
バタバーおやじは実は豪の者
イスタリには、兵法に詳しそうな奴はおらんのか
その名の通りかれらは基本何にでも詳しい。
ローハンは補給をどうしてたんだろうな?
映画だと、従者だとか、荷物運びの馬が見当たらなかったような気が。
中世の重装騎兵だと、ご主人様の騎士1人の後ろに、
個人輜重部隊がぞろぞろ着いてくるだろ。
こんなスレがあったのか!
>>349 モンゴル軽騎兵のような自給自足方式とか
>>349 一刻も早く駆けつけなければならないので、
ゴンドールの使者に現地に十分な備蓄があるか確認した上で
移動に必要なだけ持って行軍したと原作にはある。
使者が来てない映画でどうしたのかは知らん。
>>347 東方に消えた青と黄の魔法使いは何専門だったんだろうな?
必ずしも完全でない存在であるところが、イスタリの魅力だよな。
「太平洋戦争こうやったら勝てた」風に、
「白のサルマンこうやったら勝てた」を考えて見ると、
エントのチート攻撃がなかったら、普通に、
モルドール、アイゼンガルド、ゴンドール、と三国鼎立できたんじゃね?
(あとは、モルドールとの力の指輪探し競争)
なのでサルマンがやるべきことは、
「メリーとピピンを探し出して、全力で抹殺」
アイゼンガルドはドイツ語だろ。ガルドとついたら、もう、
アレフガルドか、アイゼンガルドかというくらいで。
>>355 アイゼンガルドは、その中で圧倒的に弱くないか?
地形防御力と工業力はあるが、軍事力はオークと狼、
同盟国もなければ、奴隷農場もない。
指輪を早く手に入れないと、そう長い間は持ちこたえられないと思う。
ローハンを押さえれば一応土地と資源は手に入るだろうが、
それが国力に結び付くには時間がかかるだろうしね。
エルフ勢力の根強いエリアドールのホビット庄から
安定して物資を補給するのも難しくなってくるだろうし。
白の会議の目を逃れるために要塞内でしか活動できず、
そのための密使であった蛇の舌の計略も暴露されてしまった。
さらに仮にローハンを倒せたとしてもその時既に指輪はモルドール付近。
ガンダルフ取り逃がした時点で負けは決まってた。
>>355 メリーとピピンがいなくても、時間の問題で、
いずれエントたちの怒りは買ったんだろうな。
アイゼンガルドの軍事力強化には、周辺の森を焼き払うことが
不可欠だったので、軍事力を強化すればするほど、
エントたちの報復を受ける可能性が高まるというジレンマ。
サルマンと言うと『悪知恵と口先』だけのような感じがするけど、
1対1のタイマンで、サルマンはガンダルフに勝っているんだから、
サルマン >> ガンダルフ >> バルログ
ということになり、相当なもんだろサルマン。
もしもキレて暴れだしたら止められないんじゃないか?
そんな力があったなら追いつめられて醜態をさらす必要はなかっただろう。
原作ではタイマンしたとは書かれてないし、
映画はあまりそういう分析を想定して作られてるタイプじゃないと思う。
一方通行な上下関係で力量を捉えるのも疑問がある。
強い奴がいつも勝つとは限らないし、強さにも色々種類があるだろう。
363 :
名無し三等兵:2010/07/24(土) 11:33:30 ID:S484qDTO
>>355 ガンダルフ幽閉に成功しても(指輪はホビット庄にあるかもよ)
なんて、口割らないだろうしな。
やっぱ同盟国がないとどうにもならん、アイゼンガルドは。
そういう意味で、サルマンが勝つためにやるべきことは、
自分の性格を直すこと。劉邦とか、劉備のような賢者になることだな。
猫かぶって指輪破壊の旅に何食わぬ顔で参加すりゃ良かったんじゃねーの
っていうか茶色の爺さんとかガラドリエルとかもう少しマシなのを連れてけば良かったのに
366 :
名無し三等兵:2010/08/11(水) 17:43:26 ID:p/y3M0av
原作でも語られてるがあの旅は基本隠密なんだからあんまり意味ないだろ
367 :
名無し三等兵:2010/08/16(月) 01:10:50 ID:7L9c8WSj
王の帰還(映画)でオスギリアスのゴンドール軍の守備隊とモルドール軍攻撃隊の兵力差はどのくらい?
砦防衛戦のときよりはマシだと思うが
第4期って1万年前くらいだっけ?
使者を殺したゴンドール軍はカス
サウロンの口・・・
完全にスレチなんだろうけど、よくテレビ番組で流れてるロードオブザリングの音楽(テーマ曲っぽいやつ)のタイトルって何?
iTunes Storeでその曲だけ購入しようと思うんだが、試聴してもどれだか分からないんです・・・。
>>372 The Bridge Of Khazad Dumかな。
それか
The Breaking Of The Fellowship
>>373-374 ありがとうございます。
よくニュージーランドロケ映像で耳にする
じゃ〜ん
じゃん
じゃじゃじゃじゃ〜ん
っていうパートが勇ましく入ってる奴なんで
多分
>>373かな?ということでThe Bridge Of Khazad Dumを購入してみました。
>>375 あれは最初のイントロと途中だけなんだよ。
多分映画ではそれを編集してるんだろうね。
Breakingの方はその「じゃ〜ん」が静かな感じなのと、笛が印象的な離散と再起の場面の曲。
377 :
296:2010/10/28(木) 01:34:52 ID:AndJ4BRB
ボンバディル最強説
378 :
名無し三等兵:2010/10/28(木) 05:04:55 ID:GToN6PW8
>>330 ローマの指揮統制の高さ舐めんな
剣で傷つけられると分かったら、スピキオが何とかする
トロルを相手にするんだったら、落とし穴を掘るとか
油をかけて火をつけるとかどうかな
ローマ時代に火矢ってあったの?
火矢なんて縄文時代からありそうだけどな。
382 :
名無し三等兵:2010/11/09(火) 17:16:17 ID:mIod8TwI
383 :
名無し三等兵:2010/11/19(金) 00:17:45 ID:493QlkJr
象の戦車ってどのくらい強いんだろうか?
風船に手紙を付けて、拾った人kら連絡を貰う、んで友達になる…という有名な話のマネをして皆も風船を飛ばす
その中でしずかちゃんの風船が海を越え、美少年の某国王子に拾われて宮殿だかに招待される
のび太が羨ましがって、ドラえもんの道具をちょこっと使って風船を追尾操作しながら飛ばす
目標は可愛い女の子に拾ってもらって知り合いになること
そしたら円盤がキャッチ、確かこの時点で操作してた風船自体は行方不明になったので、
ドラとのびは相手を知らない
あちらからの手紙が来る、筆跡が女の子ぽいのでのび太喜ぶ
何度かの文通の後、是非会いたいとの手紙が来てのび太大喜び
しかし、深夜・のび太の家の前でという怪しげな指定
夜、とりあえず玄関の前で待つ二人
外に何かがいると思いドアを明けると、目の前にはUFOが
驚愕の顔のドラとのびは赤い光に包まれて…エンド